警報+お知らせメールで手軽に自宅を警備――「みまもりホームセキュリティ 101HW」

» 2011年09月29日 13時24分 公開
[田中聡,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルが提供する「みまもりホームセキュリティ 101HW」(Huawei製)は、自宅で手軽に利用してもらうことを狙ったホームセキュリティ端末で、本体、開閉センサー、リモコンの3つのデバイスで構成される。自宅のドアや窓に開閉センサーを設置、自宅に本体を設置し、本体のボタンかリモコンで操作する。設置時の工事は不要で、警備会社系のサービス導入はハードルが高いと感じているユーザーをターゲットとする。

photophoto 「みまもりホームセキュリティ 101HW」
photo 下部のパネルを開けるとテンキーと十字キーが現れる

 外出時に「外出」ボタンを押すだけで留守を見守るモードとなって警備を開始。第三者が侵入すると、ドアや窓の開閉を検知する。その後、パスワードの入力画面になり、設定時間経過後にパスワードを解除できない場合、大音量アラーム(最大85db)が鳴って侵入者を威嚇する(音量は5段階から設定できる)。その後、本体からケータイやスマートフォンに異常通知メールをSMSで送信してくれる。帰宅時には、リモコンから操作をするか、本体にパスワードを入力すれば警備が解除される。「在宅」モードでは、ドアや窓が開閉した時点でアラームが鳴る。

 さらに、遠方に高齢の両親が住んでいるといった場合を想定した安否確認機能も搭載。開閉センサーが一定期間動きを検知しないと、みまもり通知メールをSMSで送信してくれる。子どものいる家庭向けに、子どもが帰宅した際に本体に暗証番号を入力すると、事前に登録したケータイへ帰宅通知メールをSMSで送信する機能も提供し、子どもの無事を手軽に確認できる。

 SMSの送信先は20件まで登録でき、ソフトバンク以外の他社ケータイも登録可能だ。ただ、SMS送受信料はソフトバンク端末の場合は無料だが、他社ケータイへ送信する場合は1通あたり3.15円がかかる。MMSと通話機能は備えていない。センサー・リモコンと本体の距離は約100メートルまで有効。センサーとリモコンを追加で購入することもでき、本体1台に対して最大計16個を登録可能。緊急地震速報にも対応している。

 本体は2200mAhのバッテリーを内蔵しており、ACアダプターなしの状態で5時間ほど稼働する。なお、本体のACケーブルが抜かれると、その旨がケータイに通知される。

 みまもりホームセキュリティ 101HWの基本使用料は月額490円。発売は2012年1月以降の予定。

photophoto みまもりホームセキュリティ 101HWの本体(写真=左)。左からリモコン、センサー、(ドアなどにセンサーを貼り付けるための)シール(写真=右)

使い方の一例。センサーを窓枠に取り付けると、開閉を察知してアラームを鳴らし、異常を通知する。センサーは単四乾電池2本で動く
※追記時に「センサーは単三乾電池2本で動く」と記述していましたが、単三乾電池ではなく単四乾電池でした。お詫びして訂正いたします(9/30 15:32)。

photophoto デモではスマートフォンを使用(写真=左)。異常通知メールの内容(写真=右)
みまもりホームセキュリティ 101HWの主な仕様
機種名 みまもりホームセキュリティ 101HW
サイズ(本体、幅×高さ×厚さ) 120×120×25ミリ
重さ(本体) 約350グラム
アラーム最大音量 85db
送信先携帯電話番号登録件数 最大20件
センサー・リモコン登録件数 最大16件
緊急地震速報
発売時期 2012年1月以降

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