OSにはAndroid 2.3を採用。ルネサス製の1.2GHzデュアルコアCPU「MP5225」を採用し、下り最大21Mbpsの「ULTRA SPEED」に対応するなど基本性能は高い。女子高生というターゲット層から外れるためワンセグとおサイフケータイは非対応だが、IPX5/7の防水性能と赤外線通信、緊急地震速報には対応する。ユーザーが利用できる内蔵メモリは600Mバイト弱、RAMは512Mバイトだ。発表会時に展示されていたものは開発中の端末だったため、動作に関してはまだ調整が必要な様子だった。
文字入力システムはiWnn IMEを採用し、もちろんフリック入力にも対応。スタンダード版に加えてカラフルな「HONEY BEE」キーボードスキンを用意するほか、画面の向きに応じてキーボードの高さを設定することができる。文字フォントは「モリサワUD新ゴR」やリュウミンのほか、「LIMひよこ」「LIMかまぼこ」といった個性派も内蔵する。
カメラは裏面に500万画素CMOSを搭載するほか、きれいに自分撮りができるよう、200万画素の高画素なインカメラを備えているのもポイント。右側面のカメラキーを長押しすると起動し、画面上のアイコンにタッチするとインカメラに切り替わる。また、撮った写真はプリクラのようにデコレーションできる。
ライブ壁紙はもちろん、写真やデコレメールのデコレーション素材にもHONEY BEEバージョンが用意され、起動画面からメニュー画面まで、至る所にHONEY BEEがあしらわれている。端末全体でHONEY BEEの世界観を表現しているのが印象的だった。
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