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» 2011年10月13日 22時40分 UPDATE

「P-07C」の“ここ”が知りたい:第3回 ワンセグや赤外線の使い勝手は? カメラ機能はどう?――「P-07C」

初めてスマホを使う人でも安心して使える機能が満載の、パナモバ初のスマホ「P-07C」。今回は従来の日本製ケータイの定番機能であるワンセグ、赤外線、カメラ機能について検証した。

[今西絢美(ゴーズ),ITmedia]
photo パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P-07C」

質問:ワンセグの操作性は?

 「P-07C」のワンセグの初回起動時には、メニュー画面が表示される。まずは「チャンネル設定」をタップし、視聴地域に合わせたチャンネルを設定しよう。ワンセグの視聴は縦横どちらのスタイルでも視聴可能だ。それぞれの視聴スタイルでの画面表示を設定できるので、好みの画面レイアウトを選択しよう。

photophoto 起動時にはメニュー画面が表示される。チャンネルを設定するには「チャンネル設定」をタップし、「地域選択」もしくは「現在地から設定」をタップする(写真=左)。縦スタイルの際に3種類、横スタイルの際に2種類の表示を選択可能だ(写真=右)
photo 液晶テレビ向けの画像処理エンジンを搭載したモデルに比べると発色はいまいち。ただし、ニュースを見る程度であればあまり問題はない

 チャンネルの切り替え方法は3種類ある。P-07Cらしいのは、画面をタップして、チャンネルのセレクターを表示する方法だ。タッチスピードセレクター同様、円弧に沿って指を動かすと、チャンネルがクルクル回る。観たいチャンネルが決まったら、そのチャンネルをタップすればOKだ。別の方法としては、本体のメニューキーを押し、「リモコン」からチャンネルボタンを表示するというのもある。ここで直接チャンネルの番号を押して切り替えてもいいし、「▲」「▼」をタップしてもいい。

photophoto 横スタイル、縦スタイルともに、画面をタップするとチャンネルのセレクターが表示される。一般的なスマホは画面を左右にフリックしてチャンネルを切り替えられるが、本機はその操作に対応していない
photo チャンネルの数字をタップして切り替えられるだけでなく、▼▲をタップして切り替えることもできる

ワンセグで録画できる?

 残念ながらP-07Cのワンセグはテレビ番組の録画には対応していない。オフタイマーの設定はできるので、就寝前にワンセグを見ながら寝てしまっても、自動でオフにしてくれるのでありがたい。また、「無操作自動オフ設定」にも対応しており、一定時間操作されない場合にもワンセグを終了してくれる。

photophoto オフタイマーの設定は30分から120分の間で選択できる(写真=左)。無操作自動オフ設定は30分から90分の間で設定する(写真=右)

質問:赤外線機能でやり取りできるデータは?

photo 赤外線を搭載したスマホ同士での利用はもちろん、従来のケータイとの赤外線通信にも対応する

 P-07Cは従来のケータイ同様、赤外線機能を搭載している。送受信できるデータは連絡先、自分のプロフィール、写真の3種類。動画や音楽など大容量のデータの送受信には対応していない。

 赤外線で受信するには「赤外線」アプリを利用する。ただし、自分からデータを送信するには、送信したいデータを呼び出して「共有」をタップ。つぎに、「赤外線」をタップし、「開始」を選択する必要がある。手順としてはケータイのときとほぼ同じなので、迷うことなく使えるに違いない。

photophotophotophoto 「赤外線」アプリでは、1件受信と全件/複数件受信が可能(写真=左端)。自分のプロフィール情報を赤外線で送信するには、「電話」→「連絡先」を選択し、画面上部の「オーナー情報」をタップ。そして、端末のメニューキーを押し、「共有」から「赤外線」をタップする(写真=左中)。写真を赤外線で送信するには、「ピクチャアプリ」から画像を選択し、MENUキー→「共有」をタップし、「赤外線」を選択する(写真=右中)。「赤外線」を選択したら、赤外線ポートを受信者に向け、「開始」をタップ(写真=右端)

質問:カメラの使い勝手は? 起動や保存は速い?

 P-07Cは約510万画素のCMOSカメラを搭載している。女性向けの端末でありながらもカメラ機能にはあまり力が注がれていない印象を最初は受けたが、実際に使ってみると、従来のケータイのように撮影モードやシーンが選択できるなど、デジカメ的な使い方ができると感じた。

photophoto カメラとフォトライトは端末の背面上部に搭載されている(写真=左)。シャッターを押すには画面右端のシャッターボタンをタップ。物理キーは用意されていない(写真=右)
photophoto 撮影モードは全11種類。フォーカスの切り替えやフラッシュのオンオフ、露出補正などは左の各アイコンをタップして切り替える(写真=左)。シーンには人物、風景、夜景、スポーツ、料理、逆光、文字、雪、夕焼け、ペットモードが用意される(写真=右)
photophoto NORMALモードでミニカーを撮影したところ。比較的地味な発色だが、ナチュラルな雰囲気に仕上がっている(写真=左)。被写体に寄って撮影しても、うまくピントを合わせてくれるのでありがたい(写真=右)

 カメラの起動から画像の保存にかかる時間は、お世辞にも速いとは言えない。しかし、瞬時に撮影ができることがウリの端末でもないので、そのあたりは割りきって使うべきだろう。さまざまなシーンに対応した設定を簡単にでき、ソフトフォーカスやピンホールカメラ風の加工ができるのは強みといえるはず。アプリを使うことなく画像の加工ができるので、スマホ初心者にとっては手軽に写真を楽しめるだろう。

photophoto ソフトフォーカスでは、指定した部分以外をうまくぼかせるので、一眼で撮影したような仕上がりに加工できる(写真=左)。ピンホールでは、写真の四隅が暗くなり、オシャレっぽい雰囲気の写真になる(写真=右)
photophoto 「コラージュ」モードでは、3枚の写真を組み合わせて1枚の写真に加工できるのが面白い(写真=左)。フレームをつけて写真を撮影することもできる。ちょっとしたプリクラ感覚で使うと良さそう(写真=右)

 最大ISO800、連写機能、笑顔になるとシャッターが降りる「笑顔シャッター」、手ブレを上手に防いでくれる「手ブレ防止シャッター」、美白効果など女性にうれしい補正機能が満載の「ビューティー」モードなども本機の特徴。さらに、動画撮影では640×480ピクセルでの撮影に対応する。

 実際に写真を撮影した感想としては、肉眼で見た色に近いナチュラルな発色の写真が撮れるように感じた。また、「色調」設定の中には「ビビッド」という項目があるので、ポップな印象を与えたいなら色調を変更して撮影するのも1つの手だ。

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