第1回 外観の特徴、GALAXY S II LTEとの違いは?――「GALAXY NEXUS SC-04D」「GALAXY NEXUS SC-04D」の“ここ”が知りたい(1/2 ページ)

» 2011年10月28日 21時36分 公開
[田中聡,ITmedia]

 Googleが提供する最新のAndroid OS「Android 4.0」搭載のリファレンスモデル「GALAXY NEXUS」(Samsung電子製)。日本ではNTTドコモから「GALAXY NEXUS SC-04D」(以下GALAXY NEXUS)として11月に発売される予定で、日本のユーザーもいち早く最新のAndroid OSに触れられる。この最新OSはもちろん、HDサイズ(1280×720ピクセル)の約4.7インチ有機ELや1.2GHzのデュアルコアCPU(OMAP4460)を搭載するなど基本性能も高い。本レビューでは、GALAXY NEXUSの見どころを複数回にわたって紹介していく。第1回では外観や仕様についてお伝えする。

photophoto NTTドコモの「GALAXY NEXUS SC-04D」。こちらはGALAXY NEXUSのグローバルモデルそのままで、ドコモ版は変更される予定

質問:外観はどんな感じ? 持ちやすさはどう?

photo 幅がやや太いが、裏側は丸みを帯びているので手にフィットする

 GALAXY NEXUSを初めて手に取ったときの印象は「大きい」だ。それもそのはず、本機のディスプレイサイズは約4.7インチ。ボディサイズは約68(幅)×136(高さ)×約8.8(厚さ、最厚部約11.5)ミリ。最薄部8.8ミリは十分薄いと思うが、幅68ミリは「太い」部類にはいるだろう。特に、片手で上から下に指を移動するのがやや辛い。慣れれば問題なく操作できそうだが、手の小さい人は片手では操作しにくいかもしれない。

 外観の特徴は、ディスプレイ面にカーブがかかっていること。裏面にかけてカーブがかかっているXperia arcとは対照的な印象を受ける。裏側の側面は丸みを帯びているので手にフィットしやすい。持ち心地は快適といえる。

 裏面はマットな加工が施されていて指紋が目立ちにくい。ただしドコモ向けGALAXY NEXUSの外観は現在調整中とのことなので、質感も含めて変更される可能性がある。試用している試作機はグローバル版と同一の外観なので、「Google」と「SAMSUNG」のロゴはあるが「docomo」ロゴはない。製品版ではどこかにdocomoロゴが入ると思われる。

photophoto 「Nexus S」(右)と比較。裏面はGALAXY NEXUSはマットだが、Nexus Sは光沢がある
photophoto 「iPhone 4S」と比較。GALAXY NEXUSの方が一回り大きい(写真=左)。「Xperia arc SO-01C」と比較。ディスプレイが大きいこともあり、GALAXY NEXUSの方が縦長だ(写真=右)
photo これまでのGALAXY Sシリーズと同様、裏面の下部が盛り上がっている
photophoto 上端部にはリアカバー取り外し用のツメがある(写真=左)。下端部にはイヤフォンジャックとMicro USB端子がある(写真=右)
photophoto 左側面には音量調節キー(写真=左)、右側面には電源キーがある(写真=右)
photo ディスプレイ面が弧を描いているのが印象的だ

photophoto ディスプレイ右上に約130万画素インカメラがある(写真=左)裏面に約510万画素カメラを搭載している(写真=右)
photophoto 裏面下部にスピーカーがある(写真=左)。ディスプレイ下部には物理キーを搭載しておらず、Android 4.0の新しい仕様であるソフトキー(戻る/ホーム/マルチタスクキー)を用意している(写真=右)
photophoto 指紋が目立ちにくいマットな加工(写真=左)。SIMスロットはカバーの内側、カメラの右側にある(写真=右)
photophoto バッテリーとカバーを外したところ(写真=左)。バッテリー容量は1730mAh(写真=右)

質問:microSDは使える?

 最近のAndroidスマートフォンでは意外だが、GALAXY NEXUSは外部メモリスロットを備えておらず、microSDを使用できない。アプリ、写真、動画、音楽などすべてのデータは内蔵メモリに保存することになる。

質問:内蔵メモリはどれくらい?

 GALAXY NEXUSのROMは16Gバイト、RAMは1Gバイト。ユーザーが自由に使えるストレージの合計容量は13.33Gバイト。この中でアプリや写真などのデータをやり繰りする必要がある。

photo 内部ストレージは計13.33Gバイト

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