「Xperia PLAY SO-01D」のサイズは約62(幅)×120(高さ)×16.4(厚さ)ミリ、重さは約175グラム。ゲームキーパッドを搭載した影響で、最近のスマートフォンよりも厚くて重い。このあたりは慣れの問題もあるだろうが、10ミリ前後、120〜140グラムほどのスマートフォンに触れることの多い筆者にはずっしりと感じた。ディスプレイは約4.0インチのワイドVGA(480×800ピクセル)と標準的なサイズだ。
これまでのXperiaシリーズの通知ランプはディスプレイの上にある場合が多かったが、Xperia PLAYでは位置が変更されている。Xperia PLAYのランプは、電源キーの隣に設置されている。電源キーはXperia PLAYの上端部(裏側)にあるので、本体を表にして置いたままだとランプが点滅しても気づかない。また裏にして置いた状態でも、電源キーを上にした位置だとランプが点滅しても気づきにくいので、もう少し分かりやすい位置にしてほしかった。
これまでのXperiaシリーズは端末単体でスクリーンショットを撮る機能は標準搭載されていなかったが、最新ソフトウェアを備えたXperia PLAYでは単体でのスクリーンショットが可能になっている。スクリーンショットは電源キーを長押しした後に現れるメニューから「スクリーンショットを撮る」を選べば撮れる。撮影後に「共有」からメール添付やSNSへの投稿、「設定」から壁紙や連絡先画像の変更ができる。この2つのメニューは強制的に表示されるが、不要な場合は煩わしいのでオフにする設定も欲しい。撮影した画像は「ギャラリー」の「Pictures」フォルダに保存される。
なお、11月7日に開始したアップデートにより、「Xperia arc SO-01C」「Xperia acro SO-02C」「Xperia ray SO-03C」もスクリーンショットが可能になる。
ゲーム画面はスクリーンショットで撮影できるのだろうか。試したところ、「クラッシュ・バンディクー」はキャプチャ可能だったが、みんなのGOLFはキャプチャできなかった。ゲームによってはできる場合もあるようだ。
Xperia PLAYのメモリはROMが1Gバイト、RAMが512Mバイト。初期状態の内蔵ストレージ(ユーザーが自由に使えるメモリ)を調べたところ、228Mバイトだった。アプリをたくさん保存するには物足りない数値だが、PlayStation Storeで購入したゲームは基本的にmicroSDに保存されるので、数ゲームダウンロードしただけで内蔵メモリが圧迫されてしまう、といったことはなさそうだ。ともあれ、内蔵ストレージは最低でも1Gバイト程度は欲しいところだ。
Xperia arcやXperia acroなど、XperiaシリーズはMicro HDMI端子を備えたモデルもあるが、Xperia PLAYは残念ながらMicro HDMIを備えていない。したがって、インストールしたゲームをテレビに出力して楽しむ、といったことはできない。
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