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» 2011年11月09日 23時24分 UPDATE

Xi対応、6.7ミリ、女性向け、そしてREGZA Phone:「ARROWS」で国内トップシェアを目指す富士通 (1/3)

富士通は、ドコモの2011年度冬春向け新製品7機種9モデルの商品説明会を開催した。ARROWSブランドのスマートフォンを本格展開するほか、iモードケータイも全部入りや女性向けなど、ユーザーニーズにマッチしたラインアップを用意した。

[平賀洋一,ITmedia]
photo 富士通 執行役員副社長の佐相秀幸氏

 富士通は11月8日、NTTドコモから発表された同社新製品の説明会を開催した。ドコモの2011年度冬春モデルには、「ARROWS X LTE F-05D」「ARROWS μ F-07D」「REGZA Phone T-01D」「ARROWS Kiss F-03D」「F-03D GIRLS'」と、4機種5モデルの富士通製品がラインアップされている。

 富士通 執行役員副社長の佐相秀幸氏は、説明会の冒頭で「MM総研によれば、2011年度上期の国内スマートフォン出荷台数は前年同期比の4.5倍の1004万台になった。この流れは下期も拡大し、通期では2300万台を超えると予想されている。中でも海外メーカーの躍進が目立っているが、これを座視するわけにはいかない」と意気込みを語った。

 同社は、スマートデバイスでの反転攻勢を目ざして新ブランドの“ARROWS”(アローズ)を立ち上げ、第1弾モデルとしてドコモから「ARROWS Tab LTE F-01D」を発売。さらにドコモへ5モデルのスマートフォンを供給する。

photo モバイルフォン事業本部長の高田克美氏

 「ドコモの冬春モデルとして発表されたスマートフォンでは、富士通がメーカー最多の5モデルを開発した。いずれも富士通の高度な技術を盛り込んだハイスペックなモデルで、ワンセグや赤外線、防水技術、センシング技術、音声技術など、フィーチャーフォンで培った技術をすべての製品に採用している。ぜひ期待していただきたい。特に、スマートフォンに代表されるユビキタスプロダクトは、富士通にとって大変重要な製品。全社を挙げて取り組み、国内トップシェアを目指したい」(佐相氏)

 続いて、同社 モバイルフォン事業本部長の高田克美氏が5モデルの開発経緯などを解説した。高田氏は、「スマートフォンが台頭したことで、製品そのものの基本性能が問われるようになった」と話す。そこで富士通では、高性能のCPUと最新のOSに対応させた後、ヒューマンセントリックなど同社独自の技術を盛り込み、そしてユーザーに合わせたカスタマイズを施すという開発手順を踏んでいるという。

 今回開発された端末のなかで、最も高性能なのがLTEに対応したNEXTシリーズのARROWS X LTE F-05D。高田氏は「富士通の技術を集約したまさにフラッグシップモデル」と胸を張る。その名の通りドコモの「Xi」に対応したスマートフォンで、防水ボディに4.3インチのHD表示(720×1280)対応の4.3インチ液晶を装備。1.2GHzのデュアルコアプロセッサや1310万画素CMOSカメラを搭載し、もちろん、おサイフケータイや赤外線などもサポートしている。

photophoto ヒューマンセントリックを基盤とした富士通ケータイの開発姿勢

photophoto 「ARROWS X LTE F-05D」

photophotophoto 厚さ約6.7ミリの極薄スマートフォン「ARROWS μ F-07D」

photophotophoto F-07Dは液晶ディスプレイに比べて色再現性に優れるアクティブマトリクス式有機ELを採用(写真=左)。部材レベルで見ても、バックライトがいらないなど有機ELの方が薄型化しやすいという(写真=中央)。背面には塗装が落ちにくいウルトラタフガードを施した(写真=右)

 もう1台のNEXTシリーズ端末ARROWS μ F-07Dは、厚さ約6.7ミリ(最薄部)と極薄のAndroidスマートフォン。薄さだけでなく軽さと堅牢製を追求するため、タッチパネルにはゴリラガラスを、ボディ裏面にはウルトラタフガードを採用した。またディスプレイにはAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)を搭載し、色の再現性や屋外での視認性も高めた。

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