KDDIは11月22日、auのAndroidスマートフォンのソフトウェアアップデートを開始した。対応機種はNECカシオ製の「G'zOne IS11CA」、パンテック製の「MIRACH IS11PT」と姉妹機で法人向けの「EIS01PT」、「SIRIUS α IS06」の4機種。
IS11CA/IS11PT/EIS01PTの3機種は、auの3G網を通じて更新ソフトを配信するケータイアップデートで対応する。Wi-Fi環境やPC経由ではアップデートできない。それぞれの改善内容は以下の通りで、ケータイアップデートの所要時間はIS11CAが約55分、MIRACH IS11PTが約25分、EIS01PTは約30分。
SIRIUS α IS06のソフトウェアアップデートはWi-Fi環境で行うか、PCからmicroSD経由で行う。上記3機種とは逆に、端末単体の3G通信でアップデートすることはできない。改善内容は以下の通り。
アップデート後のEメールアプリでは宛先の指定や送受信者の表示に、アプリ内の“Eメールアドレス帳”ではなく、端末本体の“アドレス帳”を参照するようになる。アプリ内アドレス帳の閲覧と削除は行えるが、編集などはできなくなるため、アップデートの前にアドレス情報を本体側に移行する必要がある。移行の方法などは、KDDIのソフトウェアアップデート情報のページで案内されている。このほか、メール送信時の確認画面が追加で表示されるようになる。
アップデートファイルのサイズは約175Mバイト。端末には約500Mバイトの空き容量が必要。ソフトの更新時間は、ダウンロード時間やアドレス帳の移行時間を除いて、約10分とアナウンスされている。
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