「ユーザーの求めに応え、市場を広げる」 シャープがフルラインアップ戦略を採る理由(2/2 ページ)

» 2011年12月22日 09時30分 公開
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“テンキーがほしい”という声に応える「AQUOS PHONE slider SH-02D」

 これまでケータイを使っていて、そろそろAndroid 搭載スマートフォンに乗り換えようと考えているユーザーや、Android 搭載スマートフォンでタッチパネルの利便性を感じつつも、やはりテンキーを使った入力も活用したいユーザーをターゲットに開発されたのが、スライド式のテンキーを持つAQUOS PHONE slider SH-02D(以下SH-02D)だ。

Photo AQUOS PHONE slider SH-02D

 シャープ 通信システム事業本部 パーソナル通信第一事業部 商品企画部の永井秀幸氏は、「スマートフォンの利用者が広がるときに、ケータイで慣れ親しんだテンキーの操作から離れにくいユーザーというのは必ずいらっしゃいます。そこで、タッチパネルでの操作はしっかり押さえつつ、スライド式のテンキーを併用できるモデルを用意しました」とその背景を語った。

 実際、スマートフォンを購入したユーザーの中から、「タッチパネルでの入力に不慣れなため、テンキーを使いたい」というニーズが出てきているという。そこで今回、ドコモ向けの端末としては始めてテンキーを搭載したモデルを開発した。

 SH-02Dでは、スマートフォンを“1台目の端末”としてケータイから乗り換える人が大多数になる時代を見据え、おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信など、必要になる機能も盛り込んだ。また新しい魅力として、専用充電台に置くだけで簡単にワイヤレス充電が可能な「おくだけ充電」にも対応。防水性能を持つボディと相まって、高い利便性を実現している。ちなみに防水のAndroid 搭載スマートフォンでスライドボディを採用しているのはSH-02Dがドコモでは初となる。

 「SH-02Dは、キーでの操作が必要だというお客様向けの端末です。Android 搭載スマートフォンに限ったことではありませんが、キーを押して電話をかける、といった単純なことも、タッチパネルではやりにくいというお客様がいます。そこで、今までの使い勝手を踏襲した機能をスマートフォンに取り組むことで、ハードルを下げるわけです」と永井氏。ケータイと同じような使い勝手を実現するため、キーのレイアウトや形状、操作感のよさを徹底的に追求したという。シャープ独自のホームアプリでは、十字キーやソフトキーが活用できるよう、機能を拡張しているほか、さまざまな機能を割り当てることも可能にした。独自に「SH電話帳」を用意し、十字キーやソフトキーを使って、タブ形式のアドレス帳を自在に閲覧できるようにしたのもそのためだ。ボディの幅も57ミリとAndroid 搭載スマートフォンにしては細身で、ディスプレイは3.7インチと大きくはないが、片手で使いやすいサイズになっている。

 「SH-02Dの魅力は、触っていただかないとなかなか伝わりにくい部分もありますが、ぜひ実機に触れてその快適さを体験していただきたいと思います」(永井氏)

ケータイユーザーのために生まれた「AQUOS SHOT SH-03D」

Photo AQUOS SHOT SH-03D

 Android 搭載スマートフォンが人気を博し、多くの人がスマートフォンを購入するようになっても、やはりケータイのよさ、ケータイならではの使い勝手は得がたい、と考える人もきっといる。そう考えるシャープは、ケータイでも妥協することなく、AQUOS SHOT SH-03Dをラインアップに加えた。

 ハイスペックな端末がどんどんスマートフォンになる中でも、テンキーを求めるユーザーや、イルミネーションなどの美しい演出、ケータイ専用のサービスなど、ケータイならではのよさはある。永井氏は「それを求めるユーザーさんもいなくなることはないと考えています」と言う。そのため、ベーシックな通話、メール、カメラといった機能を使いやすくしつつ、ケータイとしてのスペックをブラッシュアップした。

 回転2軸スタイルのケータイらしいデザインのボディは、幅51ミリという、ケータイとして使いやすいサイズとした。その中で、最大限大きな3.4インチの液晶ディスプレイを搭載している。1610万画素のCCDカメラも、現時点でケータイとしては最高峰のスペックだ。

 そのほかにも、ユーザーが軽快に操作ができるよう、日常的に使う機能やメニュー操作がサクサク動くCPU AG5 1.2GHzを採用。日々の使い勝手に関わるところについては細かい部分まで使い勝手を向上させている。

 「SH-03Dは、スタンダードなフィーチャーフォンとしては、現時点での最終形と言ってもいいくらいに進化しています。今後もフィーチャーフォンは残っていくでしょう。その中で、シャープならではの価値をお客様に提供することが大事だと考えています。これからも、フィーチャーフォンを手を抜かずに開発していきます」(永井氏)

日本のユーザーのことを実直に考える

 先進的なAndroid 搭載スマートフォンからハイエンドケータイまで、幅広いラインアップをそろえ、ユーザーの要望に少しでも多く応えられる端末を作ることこそが役目と考えているシャープ。そんな同社の開発陣からは、日本のユーザーを見据えた熱い思いが伝わってくる。

 「1機種だけですべてのニーズに応えることは不可能です。例えば自分の両親や兄弟、ITスキルは高くなくてもケータイを使っている人はたくさんいます。そういう人たちが積極的に買える商品も必要だと思います。ですから、より使いやすくなることを念頭に置いて、これからもさまざまなスタイルで幅広いユーザーにアプローチをしていきたいと思っています」(磯部氏)

 単一機種をグローバル展開し、コスト競争力を持って圧倒的なまでの個性を打ち出すライバルもいる中で、地道にユーザーの声を聞き、使いやすさを追求してさまざまな製品をラインアップする。それは決して平坦な道ではない。それでもなお、シャープが使いやすさにこだわり、日本のユーザーに向けた端末を作り続ける理由は、「一人でも多くのお客様に喜んでいただきたい」という多伊良氏の言葉に表れている。端末がケータイからスマートフォンに移り変わっても、「ユーザーが使いやすいかどうか」というブレない軸を持って製品開発をする―― 。そんなシャープの製品を、ぜひ一度手に取ってみてほしい。

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