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» 2012年01月17日 21時28分 UPDATE

写真で解説する「MOTOROLA RAZR IS12M」 (1/3)

あの“MOTORAZR”がAndroidになってカムバック――「MOTOROLA RAZR IS12M」は厚さ7.1ミリのボディにデュアルコアCPUを搭載したグローバルモデル。オススメの端末設定をユーザーに“提案”するという「smart action」を搭載している。

[平賀洋一,ITmedia]
photo 「MOTOROLA RAZR IS12M」

 モトローラ・モビリティ製のAndroidスマートフォン「MOTOROLA RAZR IS12M」は、薄型ボディで人気を博した同社の携帯電話「RAZR」(MOTORAZR)のブランドを復活させたモデル。米国では2011年10月に「DROID RAZR」として発表された。

 “RAZR”の名にふさわしく、ボディは厚さ7.1ミリとスリム。国内メーカー製であればさらに薄いスマホもあるが、グローバルモデルとしてはかなり薄いといえるだろう。ボディは薄いだけでなく、強さも兼ね備えている。4.3インチのタッチパネルにはゴリラガラスが使われており、背面にはケブラーを採用。基板は積層構造で剛性を高めた上に、ステンレス製のフレームで守られている。防水性能は持たないが、「IPX1相当」(モトローラ・モビリティ)の撥水性はあるため、日常で少し水がかかる程度であれば動作に問題は出ないという。

 薄さと強度を両立させるためか、ユーザーは背面パネルを開けられずバッテリーも交換はできない。そのバッテリーは容量が1780mAhと大きく、連続待受時間は暫定値で220時間、連続通話時間は約580分(こちらも暫定値)と発表された。しかし、すでにauのWebサイトでは“連続通話時間約600分、連続待受時間約324時間”という数値に変更されている。この値も暫定値なので、発売時にはさらに変更されるかもしれない。

photophoto ボディカラーはシャドーブラック、グレイシアホワイトの2色をラインアップ

 4.3インチのタッチパネルはQHD(540×960ピクセル)表示と、夏モデルで登場した「MOTOROLA PHOTON ISW11M」と同じ。ただしMOTOROLA RAZRでは有機EL(Super AMOLED Advanced)が使われており、色の再現度などが向上したという。アウトカメラは有効800万画素のCMOSで、1080pのフルHD動画も撮影可能。またインカメラは130万画素と高解像度なのも特徴だ。

 ネットワーク関連では、WiMAXに対応しておらず、CMDAもWIN HIGH-SPEEDには未対応。国内の3G通信では、EV-DO Rev.Aの下り最大3.1Mbps/送信最大1.8Mbpsにとどまる。ただし国際ローミングに関しては充実しており、CDMAはもちろん、GSMとGPRS(850/900/1800/1900MHz)に加えて、UMTS(850/900/2100/1900MHz)にも対応。海外の対応エリアによっては、下り最大14.4Mbps/上り最大5.76Mbpsの高速通信が行える。

 また無線LANはIEEE802.11b/g/nのほか、5GHz帯を使うIEEE802.11aもサポートした。これはKDDIからの要望とのことで、Wi-Fiへオフロードした際の安定性を高めるためのようだ。現に、同時発表された家庭向け無線LANアクセスポイント「HOME SPOT CUBE」も5GHz帯(IEEE802.11a)に対応している。

 CPUは米TI製のデュアルコアプロセッサOMAP4430(1.2GHz)を採用した。そのほか、Bluetoothは最新の4.0LE+EDRに対応。RAMは1Gバイトで、ROMも16Gバイト(ユーザーエリアは11.5Gバイト)と大容量なのもうれしい。また、おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信には対応してない。

photophoto MOTOROLA RAZRのグレイシアホワイト。正面は一般的なスマートフォンとあまり違いがないが(写真=左)、ケブラー素材が使われた背面はかなり個性的(写真=右)。パネルが開けられないためか、各認証試験をクリアしたマークや番号が直接プリントされている

photophotophoto ディスプレイと通話用スピーカーの上にはMOTOROLAのロゴが入ったメタルパーツがあり、正面のアクセントになっている(写真=左)。背面上部は厚さが増していて、アウトカメラとフォトライト、外部スピーカーを配置(写真=中央)。ディスプレイ下部の操作キーはセンサー式で、メニュー/ホーム/戻る/検索キーの4つをレイアウトしている(写真=右)

photophoto 左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。右側面には電源キーとボリュームキーがある。

photophotophoto 左側面のカバーを開けると、microSDカードスロットとSIM用スロットが現れる(写真=左)。端末の上面には、右側(写真では向かって左)から3.5ミリのステレオイヤフォンジャック、Micro USBとHDMI端子が並ぶ(写真=中央)。底面には何もない(写真=右)

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