ドコモ、Wi-Fiルーター「BF-01C」の型番を変更して再発表――LGのUSB型Xi端末も登場BF-01Cから「BF-01D」に

» 2012年01月25日 16時22分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 NTTドコモは1月25日、Xi対応のモバイルWi-Fiルーター「BF-01D」とUSB接続型のデータ端末「L-03D」を発表した。どちらも3月の発売を予定している。

 バッファロー製のBF-01Dは、もともと「BF-01C」として2011年5月に発表された製品。当初は同年7〜8月の発売を予定していたが、10月発売に延期され、さらに「十分な品質を担保するため」(ドコモ)として発売時期が未定になっていた。

photophoto 「BF-01D」。Ethernet端子が付いたクレードルが付属

 BF-01Dでは型番の変更とともにスペックも変わり、LTE利用時の最大通信速度が下り75Mbps/上り12.5Mbpsにアップ(BF-01Cは下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps)。またFOMAの通信速度も、下り最大14Mbps(BF-01Cは下り最大7.5Mbps)へと改善された。なお、FOMAの上り最大速度は5.7Mbpsで変更はない。

 また、同時接続できるWi-Fi機器の数も6台から12台に倍増。本体はやや大きく、重くなり、デザインも一部変わった。そのほか、XiとFOMAに加えて、Wi-Fiや有線LANの4つのネットワークに対応する点や、内蔵ストレージ(16Gバイト)を使ったNAS機能の提供などに変更はない。

 L-03Dは、LGエレクトロニクス製のデータ端末。Xiエリアでは下り最大75Mbps/上り最大12.5Mbpsの高速通信が行え、それ以外でも下り最大14Mbps/上り最大最大7.5MbpsのFOMA通信が利用できる。本体に収納できるUSBコネクタは回転式で、PCのUSBポートの合わせて自由に向きを変えられる。また、事前にPCへドライバをインストールしなくても使えるゼロインストールに対応した。ボディカラーはブラック、ホワイト、ピンクの3色を用意する。

photo 「L-03D」

「BF-01D」との主な仕様
製品名 BF-01D BF-01C(参考)
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約108×68×21.4ミリ 約95×64.4×17.4ミリ
重さ 約190グラム 約130グラム
インタフェース Ethernet端子(クレードルに搭載)、Mini USB(USB1.1/2.0)
通信方式(ネットワーク側) Xi:LTE、3G:W-CDMA/HSPA(FOMAプラスエリア対応)、無線LAN:IEEE802.11 a/b/g/n、有線:IEEE802.3u(100BASE-TX)、IEEE802.3(10BASE-T)
最大通信速度(Xi) 下り最大75Mbps/上り最大25Mbps 下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps(一部屋内エリアは下り最大75Mbps/上り最大25Mbps)
最大通信速度(FOMA) 下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps 下り最大7.2Mbps/上り最大5.7Mbps
端末同時接続数 12台 6台
連続待受時間 約30時間
連続通信時間 3G:約5.5時間、LTE:約4時間 3G:約6時間、LTE:約4時間
カラー ホワイト
発売日 2012年3月予定 2011年7月〜8月予定
※BF-01Cのスペックは発表時点のもの

「L-03D」の主な仕様
機種名 L-03D
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約34×92×12.4ミリ
重さ 約45グラム
ディスプレイ
対応通信方式 LTE、FOMAハイスピード(プラスエリア対応)
最大通信速度(Xi) 下り最大75Mbps/上り最大25Mbps
最大通信速度(FOMA) 下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps
Wi-Fi
海外対応 WORLDWING(3G)、GPRS
対応OS Windows 7(32ビット版/64ビット版)SP1以降、Windows Vista(32ビット版/64ビット版)SP2以降、Windows XP Professional SP3以降、Mac OS X 10.6.8/10.7.2(32ビット/64ビット版)
カラー ブラック、ホワイト、ピンク
発売 3月予定

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