写真で解説する「Disney Mobile on docomo F-08D」(1/2 ページ)

» 2012年02月02日 02時49分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo

 NTTドコモが2月下旬に発売(予約受付は2月17日から)する富士通製の「Disney Mobile on docomo F-08D」(以下、F-08D)は、ドコモとウォルト・ディズニー・ジャパンが提供するディズニースマホの第1弾。そのデザインやサイズから気づくかもしれないが、ベースになっているのは同じ富士通製の「REGZA Phone T-01D」だ。

 そのため、基本的なスペックはT-01Dと同じだ。約4.3インチのタッチパネルはHD(720×1280ピクセル)表示のTFT液晶を採用しており、同時発表されたQHD表示の「Disney Mobile on docomo P-05D」よりも広く表示できる(サイズは同じ4.3インチ)。CPUも、1.2GHz駆動のデュアルコアプロセッサ OMAP4430(米TI製)で変更はなく、CPUのスペックはわずかだがP-05Dよりも上だ。厚さ8.8ミリのボディは防水・防塵(IPX5/8・IP5X)仕様で、おサイフケータイはもちろん赤外線通信やワンセグにも対応している。

 ただし、FOMAハイスピードの最大通信速度は、下り最大7.2Mbps/上り5.7Mbpsで、下り14Mbpsには対応していない。ディズニーコンテンツだけでなく、いわいるガラパゴス機能も外せないというユーザーには、こちらがおすすめといえるだろう。

 ボディカラーはSHINY PINKとSHINY WHITEの2色。“Disney Mobile”の端末らしく、ミッキーマウスのシルエットがボディやユーザーインタフェース(UI)の随所にさりげなくレイアウトされている。メニュー/ホーム/戻るキーは物理式で、上の方が逆三角形になるように突起。決して大きなキーではないが、指かかりが良いためか、押しやすく感じた。また、ボディの角が落とされたようなフォルムは、手のひらへの収まりもよい。女性向けのカラーリングとスクエアなボディという印象は、男性向けのカラーと丸みを帯びたフォルムのP-05Dと対照的だ。

photophoto 「Disney Mobile on docomo F-08D」のSHINY PINK(写真=左)とSHINY WHITE(写真=右)

photophoto F-08D(SHINY PINK)のボディ正面(写真=左)と背面(写真=右)

photophoto 左側面と右側面。左側面には電源キーとボリュームキーがある。サイドのボタンやキーも小さいが、角が取られていて押しやすい(写真=左)。右側面には何もない(写真=右)

photophoto 端末の上面と底面。上面にはMicro USB端子とHDMI端子、3.5ミリのステレオイヤフォンジャックがある(写真=左)。底面にも何もない(写真=右)

photophoto メニュー/ホーム/戻るキー。戻るキーの下にあるのは通話用マイク(写真=左)。3つのキーは物理式で、上の方が飛び出ている(写真=右)

photophoto タッチパネルの上部には、近接センサーと通知ランプ、通話用スピーカー、有効32万画素CMOSのインカメラが並ぶ(写真=左)。背面の下部には、ミッキーとミニーのシルエットが(写真=右)

photophoto 背面の上部には、カメラと指紋センサー、赤外線ポート、フォトライト、FeliCaチップが集中する(写真=左)。HDMI端子とMicro USB端子のカバーを開けたところ(写真=右)

photophoto イヤフォンジャックにもカバーがある(写真=左)。背面パネルは全面が外れるタイプ、バッテリーの容量は1400mAhで、連続待受時間は約400時間(3G)。連続通話時間は約330分

photophoto 背面の左側(写真では向かって右側)に、ワンセグアンテナを収納する

photophoto 角度は、横向きに合わせて調節が可能だ

photophoto 製品には、ミッキーのマークが入った卓上ホルダが付属。カラーもボディに合わせている。ただ、装着するとホームキーなどが隠れるので、操作はしづらくなる

photophoto 卓上ホルダは純正オプションとして、ドコモショップなどで販売するという。「T-01D」「F-07D」用の卓上ホルダと仕様は同じようだ

photo 専用の個装箱と手提げ袋も用意する

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年