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» 2012年03月03日 04時38分 UPDATE

Mobile World Congress 2012:Windows Phone新モデルや超高画素カメラケータイを展示――Nokia

Nokiaは、Mobile World Congress 2012の初日に新端末3機種を発表。Windows Phoneのラインアップを拡充するとともに、業界初の41メガピクセルカメラを搭載したSymbian端末など、個性的な製品を出展した。

[山根康宏,ITmedia]

 2年ぶりにMobile World Congressへ出展したNokiaは、スマートフォン3機種とフィーチャーフォン3機種を展示。このうちスマートフォンは、MWC2012に合わせて2機種を発表し、2011年に登場したWindows Phoneシリーズのラインアップを拡充する。Symbian OS搭載モデルでも久しぶりの新機種を展示した。地元ヨーロッパのメーカーが復帰したということもあり、Nokiaブースは終始来訪者で賑わっていた。

photophoto Nokiaブース(写真=左)。NokiaのWindows Phoneラインアップは4モデルになった(写真=右)

Windows Phoneの最新モデル、Lumia 900と610

 Nokiaは、ヨーロッパおよびアジア市場向けとなるWindows Phoneスマートフォンの新製品2機種をブースに展示。上位モデルの「Nokia Lumia 900」は、すでに米国向けに発売が予定されているモデルの同系機。米国向けモデルはLTEに対応しているが、ヨーロッパ・アジア向けはW-CDMAのみ。ただし、DC-HSDPAの高速通信が可能だ。ボディは、この冬に米国市場で発売された「Nokia Lumia 800」を一回り大きくしたデザインを採用している。ボディーカラーは黒や白のほか、ブルーなどポップな色彩があるのも特徴だ。

photophoto 4.3インチディスプレイを搭載する「Lumia 900」(写真=左)Nokiaオリジナルのアプリがプリインストールされている(写真=右)

 他社のWindows Phone端末との違いとして、Nokiaオリジナルのアプリが用意されている点が挙げられる。地図検索やナビゲーションが利用できるNokia MapsとNokia Drive、各都市の乗り換え案内検索が可能なNokia Transport、音楽配信と書籍、ニュース購読のNokia Music、Nokia Readingなどがあり、これらはNokiaのWindows Phone機のみに提供される。

 またWindows Phoneのユーザー層を広げるため、ミッドレンジよりも下のクラスのモデルとして「Nokia Lumia 610」も発表された。こちらは、3.7インチの800×480ピクセルのディスプレイを搭載。本体は側面がメタリック系のカラーで、背面はLumia 900系統のカラフルな色合いだ。さらに“Lumiaカラー”とも呼べそうな、同系色のモバイルバッテリーも参考出展されていた。バッテリー本体はUSBケーブルで充電し、外出時などにはMicro USBケーブルで携帯電話を充電できる。

photophoto 価格を引き下げたWindows Phone「Lumia 610」(写真=左)。本体はよりカラフルな色合い

photophoto ヨーロッパで発売中の「Lumia 800」も4色が展示されていた(写真=左)。Lumiaシリーズとマッチするカラーのモバイルバッテリー(写真=右)

 Limia 610は2012年第2四半期に発売予定。価格は189ユーロと、これまで販売されていたWindows Phoneよりも安くなる見込み。一方、Limia 900の価格はまだ未定。こちらは4月にカナダで発売されたあと、ヨーロッパやアジアなどグローバル向けにも展開されるとのこと。

41メガピクセルカメラ搭載の「Nokia 808 PureView」

 「Nokia 808 PureView」は、41メガピクセルという世界最高の超高画素CCDを搭載したSymbian端末。レンズ部はカールツアイス製のユニットを搭載している。CCDの総画素数は41メガピクセルだが有効画素数は38メガピクセルで、最大7152×5368ピクセルの静止画を撮影可能だ。有効3800万画素のカメラは、これまでの携帯電話に搭載されたカメラの画素数を大きく上回る存在だ。

 ディスプレイは4インチの640×360ピクセル表示の有機ELを採用。OSは最新のSymbian Belleで、CPUは1.3GHのものを搭載した。本体サイズは60.2(幅)×123.9(高さ)×13.9(厚さ)ミリ、重さはカメラモジュールの関係もあってか169グラムとやや重い。

 カメラの撮影モードには、最大サイズの「フル画質」に加えて「プレビューモード」も用意。これは、3800万画素で撮影した画像をディスプレイでプレビューし、保存したい部分をクリックして2メガから8メガピクセルの画像を切り取るという機能。デジタルズームに近く、端末上でトリミングを行う感覚だ。これらの画像処理技術は、東芝などとコラボレーションを行い開発したとのこと。そのほか、ボディには静止画用にキセノンフラッシュ、動画撮影用にLEDライトを備えた。発売は2012年5月の予定。価格は450ユーロ前後。

photophoto 「Nokia 808 PureView」。OSはSymbian Belleだ(写真=左)。41メガピクセルのカールツアイス製ユニットを搭載(写真=右)

photophoto フルピクセル利用時と、画像を切り取るプレビューの2つの撮影モードが利用可能(写真=左)。プレビューモードではこのように撮影したいエリアをタップすると、その部分を拡大して保存する(写真=右)

フィーチャーフォンも展示

 このほか、同社のSeries40 OSを搭載するフィーチャーフォンも発表された。「Nokia Asha 302」はQWERTYキーボードを搭載した端末だ。Wi-Fiを内蔵しており、1GHzのCPUを搭載。TwitterやFacebookなどのSNSサービスが利用できるほか、フィーチャーフォンながらMS Exchangeにも対応し、ビジネス用途にも利用できる。

photophoto フィーチャーフォンながらMS Exchangeもサポートし、ビジネス需要にも対応する「Nokia Asha 302」(写真=左)。デュアルSIM&タッチディスプレイの「Nokia Asha 202」(写真=右)

 そしてストレート形状の「Nokia Asha 202」は、2.4インチのQVGAディスプレイを搭載したエントリーモデル。デュアルSIMカードに対応し、1枚は電源を入れたまま抜き差しできるホットスワップに対応した。ディスプレイはタッチパネルで、フィーチャーフォン向けに最適化されたブラウザは、10秒程度でインターネットにアクセスできる。

 Asha 302は100ユーロ、Asha 202は60ユーロで2012年第2四半期に発売される予定。Asha 202をシングルSIMカード仕様にした「Asha 203」も同時期に発売されるという。

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