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» 2012年03月12日 17時21分 UPDATE

「MOTOROLA RAZR IS12M」の“ここ”が知りたい:第1回 どれくらいスリム? バッテリーは持つ?――「MOTOROLA RAZR IS12M」 (1/2)

モトローラ・モビリティ製の「MOTOROLA RAZR IS12M」は、最薄部7.1ミリのボディにデュアルコアCPUを搭載するなど、スリム&パワフルが持ち味のスマートフォン。実際のところどれくらい薄いのか、またバッテリーの持ちはどうなのか調べた。

[太田百合子,ITmedia]

 KDDIから発売されたモトローラ・モビリティ製スマートフォン「MOTOROLA RAZR IS12M」は、同社の“RAZR”ブランドの代名詞とも言えるスリムデザインを継承。最薄部7.1ミリの極薄ボディに、約4.3インチの有機ELディスプレイやOMAP4430(1.2GHz)のデュアルコアCPU、さらにメーカー独自のオリジナル機能なども多数搭載している。今回は、ボディのスリムさや持ちやすさ、バッテリーの持ちなど、気になるポイントを紹介したい。

photo 「MOTOROLA RAZR IS12M」

質問:ボディはどのくらい薄い? 持ちやすい?

 MOTOROLA RAZRといえば、フィーチャーフォン時代にスリムデザインで世界的に人気を博したシリーズ。単に薄いだけでなく、いかにも米国メーカーらしいややグラマラスな、質感を重視したデザインが印象的だった。その雰囲気は、スマートフォンとなった本端末にもしっかり継承されていて、スリムなのに華奢じゃない、絶妙なデザインになっている。IS12Mの最薄部は7.1ミリ。といってもどれほどの薄さかピンとこないので、「iPhone 4S」を並べて比較してみた。

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 カメラがある最厚部は10.7ミリあり、厚さ9.3ミリのiPhone 4Sよりも厚い。その最厚部から端末下部に向かってぐぐっと薄くなっていき、実際に手に持つ部分は薄さ7.1ミリとiPhone 4Sよりもスリムになる。実際に持ち比べてみても、iPhone 4SよりもMOTOROLA RAZRのほうが、よりスリムに感じた。

photophoto ジャケットの胸ポケットに入れても、型崩れしないサイズ感。ただし約127グラムと適度な重量があるので、入れるなら内ポケットがおすすめかもしれない

photo 背面には防弾チョッキなどにも使用されていている、ケブラー(KEVLAR)という素材を採用

 背面のケブラー部分がマットな質感で、それが滑り止めとなって、ほどよく手にグリップするといった印象。この素材は防弾チョッキなどにも使用されていて、同じ重さの鋼鉄に比べて5倍の強度があるという。ディスプレイで使われている米Corningのゴリラガラスと合わせて、本端末の強度を担保している。

 かなりスリムではあるが華奢な感じが一切しないのは、グリップ感の高さと車のバンパーのように周囲をぐるっと囲むようにしたデザインに寄るところが大きいだろう。

バッテリーはどのくらい持つ?

 スマートフォンでは、バッテリーのサイズが端末の大きさにほぼ比例する。スリムデザインのスマートフォンはその分、バッテリーサイズが小さいことが多いが、本端末に搭載されているバッテリーは1780mAh。本端末よりも30グラム以上もヘビー級の「MOTOROLA PHOTON ISW11M」より、大容量なバッテリーを搭載していることになる。

 また、状況にあわせて端末の環境を最適化し、省電力化にも活用できる独自機能「スマートアクション」など、バッテリーを長持ちさせる工夫も充実。設定のバッテリーマネージャーから、電池の状態を詳しく見ることもできる。

photophotophoto 「設定」→「バッテリーマネージャー」で、詳しい電池残量が確認できる(写真=左)。さらに「電池使用量」でアプリ別の使用状況もチェック可能(写真=中央)。「バッテリー使用時間」はバッテリー駆動の経過時間。背景の斜めの緑色のラインが、バッテリーの減り方を表している(写真=右)

 では実際に、バッテリーはどれくらい持つのか試してみた。画面の輝度を最大にして一定時間が経過してもスリープしない設定にし、Wi-Fi、Bluetooth、GPSをすべてオン。さらに3Dグラフィック性能を測定するベンチマークアプリ「NeoCore」をループさせる……という超過酷な設定で、バッテリー耐久テストを実施した。

 この状態で約1時間動作させたとき、「バッテリーマネージャー」に表示された電池残量は80%。そして、約5時間弱で自動的に電源が落ちてしまった。といっても、もちろん現実の使用環境では、ここまでフルで使いっぱなしになることはまずない。実際にメールチェックやWebブラウジング、たまにアプリを使うといった使用方法では、軽く1日半は充電なしに利用することができた。

 バッテリーは取り外しできない仕様なので、予備のバッテリーを持ち歩いて交換するといった使い方はできない。一緒に持ち歩くならモバイルバッテリーになるが、普段使いではほとんど困らないだろう。スリムだが十分なバッテリー容量を備えているといえる。

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