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» 2012年03月16日 14時08分 UPDATE

意外に楽しい映像配信 「dマーケット VIDEOストア」を使ってみた (1/2)

2012年2月から、多くのドコモスマートフォンやタブレットで利用可能になった「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」。アニメや特撮ヒーロードラマなどをよく見る筆者が、実際に加入してサービスを体験してみたところ、思った以上に楽しめた。1カ月だけでも試しに加入してみる価値がある。

[園部修,ITmedia]

 スマートフォンやタブレットデバイスの普及に合わせて、これまでケータイなどに向けて提供されていた映像配信サービスにも変化が訪れている。スマートデバイスでは、ケータイよりも大きな画面で映像が楽しめるため、コンテンツの高画質化が進んでいる。また、通信インフラの高速化・大容量化やWi-Fi環境の普及に伴って、長時間・大容量の映像コンテンツも増えてきた。

 サービスの質が向上すると、受け手の意識も変化し、より多くのコンテンツを楽しみたくなるもの。こうしたユーザーの増加に伴って、サービスの選択肢の増加も加速している。

 NTTドコモの動画配信サービス「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」も、そんな高品質化が進む映像配信サービスの1つだ。

Photo 月額525円で「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」

 もともとBeeTVは、ドコモのケータイ向けに2009年に始まった、ドラマやバラエティ、アニメ、独自制作のコンテンツも含め、さまざまな映像を配信してきたサービス。2011年3月にはAndroidスマートフォンへの対応を果たし、spモード対応機種で、月額315円でさまざまな映像が手軽に楽しめるサービスとして親しまれている。このBeeTVがよりパワーアップし、スマートフォン向けの高品質サービスとして提供されているのがdマーケット VIDEOストア powered by BeeTV(以下dマーケット VIDEOストア)だ。月額525円で提供されている。

 dマーケット VIDEOストアは、サービス開始当初は一部のドコモスマートフォンでしか楽しめなかったが、2012年2月にAndroidアプリの提供が始まり、多くのドコモのスマートフォンでサービスが受けられるようになった。

 かつてドコモのポケベルやiモードのCMに出ていた広末涼子さんが「見たい!」「出たい!」と笑いながらスマートフォンの画面を操作しているCMも話題になっているので、見たことがある人もいるかもしれない。実は筆者もこれがきっかけでdマーケット VIDEOストアのアプリをダウンロードしたクチだ。とはいえ、実際にサービスを利用してみると、思いのほか楽しめたというのが正直な感想だ。これまでケータイ向けの映像配信に対しては、あまり画質が良くない、タイトル数が少ない、といったイメージを持っていたが、「ここまで進化しているのか」と驚かされた。

豊富なラインアップの映画、ドラマ、独自番組が見放題

 dマーケット VIDEOストアは、ドコモのスマートフォンから「dメニュー」にアクセスして「dマーケット」の「VIDEOストア powered by BeeTV」を開くか、直接「dマーケット」から「VIDEOストア powered by BeeTV」に遷移して、専用アプリをダウンロードすれば利用できる。spモード課金を利用するため、ドコモ以外のスマートフォンには対応していないのが残念だが、ドコモのスマートフォンを持っているならぜひ試してみてほしいサービスといえる。

 用意されているコンテンツは、海外ドラマや映画、国内のドラマやアニメ、ビデオクリップ、BeeTVオリジナルコンテンツなど多岐にわたる。およそ5000タイトルがラインアップされており、ドラマなどシリーズものもあるので、トータルでは約2万エピソードほどが定額料金で見放題になっている。レンタルショップでDVDやBlu-ray Diskを借りることを考えれば、月に4〜5本ほど視聴すれば十分元が取れるうえ、わざわざ借りたり返したりする手間がかからないのでお得感がある。もちろん希望のコンテンツが貸し出し中で見られない、といったこともない。

PhotoPhotoPhotoPhoto 映画、テレビ、BeeTVオリジナル、音楽などのコンテンツがジャンル別に整理されている

PhotoPhoto 映画やドラマのラインアップはこんな感じ。人気のドラマやロードショウ系映画もあり、これが525円で見放題というのはかなりのお得感がある

 例えば海外ドラマなら、人気の「プリズン・ブレイク」「24」「ゴシップガール」「MI-5」などが網羅されているほか、韓流ドラマを多数ラインアップ。国内ドラマでもTBS系の「SPEC」「オレンジデイズ」、大河ドラマ「篤姫」などが視聴できる。アニメタイトルでは「ちびまる子ちゃん」「きかんしゃトーマス」といった子供が喜びそうなものから「ブラック・ジャック」「サイボーグ009」などの懐かしのタイトルも。映画もロードショー系の洋画はもちろん、邦画も幅広く取りそろえる。「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー」などの特撮映画や劇場版アニメなどもある。

 dマーケット VIDEOストアならではの特徴として、BeeTVオリジナルのコンテンツが多数用意されているのも見逃せない。レンタルショップなどでは借りられない番組があったり、ディスクメディアで提供される前に先行して配信される番組があったりするのだ。また各コンテンツの詳細画面では、関連するタグやジャンルの映画をオススメする機能により、似たようなカテゴリーのコンテンツも簡単に見つかるため、見たい番組が次々と出てくる。

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