レビュー
» 2012年04月09日 19時20分 UPDATE

「GALAXY Note SC-05D」の“ここ”が知りたい:第1回 サイズ感はどう? ポケットに入る?――「GALAXY Note SC-05D」

国内でもNTTドコモから発売されたSamsung電子製の「GALAXY Note SC-05D」その絶妙なサイズ感やワコムの技術を用いた電磁誘導式スタイラスペン「S-Pen」による繊細なペン入力が特徴だ。本コーナーでは数回に分けてGALAXY Note SC-05Dの詳細をチェックしていく。

[memn0ck,ITmedia]
photophoto 「GALAXY Note SC-05D」

 NTTドコモから4月6日に発売されたSamsung電子製「GALAXY Note SC-05D」は、5.3インチディスプレイを搭載したAndroidデバイスだ。通常のスマートフォンよりも大きく閲覧性の高いディスプレイを搭載する一方、タブレットよりも小さく、持ち歩くのも苦にならない絶妙なサイズ感が特長といえる。ドコモではスマートフォンのNEXTシリーズにラインアップされており、音声通話も可能だ。Samsungはもう1つの注目点であるペン入力とあわせて、スマートフォンでもタブレットでもない新しいカテゴリー「Note(ノート)」としてアピールしている。

 Android端末としてのスペックも高い。1.5GHzデュアルコアCPU(Qualcomm製「APQ8060」)や、HDサイズを超えるワイドXGA(800×1280ピクセル)有機ELディスプレイ、16Gバイトの大容量ストレージといった基本性能に加え、ドコモ向けとして次世代高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」やワンセグ、非接触IC機能「NFC」にも対応している。

 本レビューでは、これまでにないサイズ感とペン入力を備えたGALAXY Note の見どころを複数回にわたって紹介していく。第1回では外観やサイズ感を中心にお伝えする。なお、すでに外観レビューやペン入力レビューも公開しているので、そちらもあわせて参照してほしい。

質問:外観はどんな感じ? 片手で使える?

 ボディカラーはホワイト(Ceramic White)のみ。日本のGALAXYシリーズといえば、これまではブラックのみが発売され、その後、ホワイトが追加されるという流れがあったが、今回は特にペン入力でお絵かきや写真にプリクラのようにいたずら描きをしたりするような用途が女性に受けるのではないかということで、女性に向けたカラー展開となったようだ。リアカバーはプラスチックだが、全体的な質感は悪くはない。これまでの「GALAXY S II」や「GALAXY S II LTE」のホワイトと同等。側面のシルバーの塗装は全体を引き締める効果を与えており、全面タッチパネルの今時のスマートフォンと変わらないシンプルなデザインとなっている。

 グローバル版として先行して発売された海外モデル「GALAXY Note GT-N7000」との外観の違いは、ディスプレイの上部のロゴ、リアカバーのロゴ、ワンセグ用ロッドアンテナの有無程度となる。また、GALAXY NoteのリアカバーにはNFC用のアンテナがあり、リアカバーを開けた本体の右側にアンテナ用の接点も見える。リアカバー内のSIMカードスロットはGALAXY NoteではmicroSIMカード(miniUIMカード)用となっている。バッテリー容量は海外モデルと同じく2500mAhだ。

photophoto 海外版との違いの1つであるワンセグ用ロッドアンテナを伸ばしたところ(写真=左)と、ディスプレイ下の左右静電タッチキーが白く光る様子(写真=右)

 サイズは約83(幅)×147(高さ)×9.7(厚さ)ミリ、重さは約184グラムで、さすがにディスプレイが5.3インチあるので大柄だ。ただ、片手で持ち、もう一方の手で操作するという具合に、両手持ちを前提に考えれば快適に操作できる。また、片手でどれくらい操作できるかは、文字入力アプリなどのソフトウェアにも起因するので、別途取り上げたい。

 筆者の場合、親指と残りの4本指できっちりと挟んで持つことができ、油断しなければ落とすこともないだろう。筆者の手は男性としては比較的小さく、片手で快適に操作できるのは3.7インチ程度までで、最近の4インチを超えるスマートフォンは片手で快適に操作できるとは言いがたい。きちんと片手でホールドできるのなら、5.3インチというサイズは十分選択肢に入る。むしろ大画面の5.3インチの方がいいとも思える。

 手の小さな女性だとGALAXY Noteをしっかり持つのも厳しそうだが、このあたりは実際に店頭などで試してもらいたい。個人的には、持つだけなら問題ないサイズだと思われるが、惜しむらくは、落下防止のストラップホールがあれば良かったとも思った。

質問:携帯性はどう? ポケットに入る?

 持ち歩くのに適した大きさかどうかも重要だ。例えば、GALAXY Noteは男性ならショルダーバッグ、女性ならハンドバッグといった小さめのカバンにも入るので、ここは7インチサイズ以上のタブレットにはない利点だ。重さが多少気になるものの、端末が薄いので、GALAXY Noteはスーツの胸ポケットにも入る。一方、ジーンズの後ろのポケットにはすっぽりと入るが、入れたまま座ると有機ELパネルが割れてしまう可能性があるので注意したい(他のスマートフォンでも同様だが)。大きなカバンで持ち歩いたり、専用のカバンや腰に付けるケースなどを使ったりするなら、7インチサイズの端末でも問題ないと思う。筆者はそこまでしたくないので、現状は5.3インチがベターだと思っている。一方で、さらに大きい6インチサイズの端末も、どこかのメーカーが作らないかと期待している。

photophoto リアカバーを開けた様子(写真=左)とサイズ比較。奥が7インチサイズタブレット「GALAXY Tab SC-01C」、中央がGALAXY Note SC-05D、手前が3.5インチサイズスマートフォン「iPhone 4S」(写真=右)
photophoto 男性としては比較的手の小さな筆者でも片手でしっかり持てる(写真=左)。小さめのショルダーバッグにも入るので、女性ならハンドバッグに入れることも可能だろう(写真=右)
photophoto ジーンズのポケットに入れたところ(写真=左)とスーツの胸ポケットに入れたところ(写真=右)。スーツの写真では付属のフリップケースを付けていれているので若干見えているが、実際にはすっぽりと入っている

質問:実際の重さはどれくらい?

 通常の利用時を想定してmicroSDとmicroSIMカードを装着して実際の重さを測ってみたところ、通常のリアカバー装着時は182グラムで公称値の184グラムよりも軽く、付属のフリップケース装着時に212グラムだった。GT-N7000を同じ量りで測定したところ、公称値と同じ178グラムだったので、量りが軽めに表示されるわけではないようだ。個体差もあるのかもしれない。184グラムに近いのは、ポータブルゲーム機「PSP-2000」の約189グラムや、2代目W-ZERO3シリーズ「W-ZERO3 [es](型番:WS007SH)」の約175グラムなどがあるが、GALAXY Noteの方がこれらのモデルより薄いので、スーツの胸ポケットに入れてもそれほど気にならない。

photophoto GALAXY Note SC-05Dの通常リアカバー装着時(写真=左)と、付属のフリップカバー装着時(写真=右)の重さを測った

質問:同梱品は何がある?

 GALAXY Noteのパッケージ(箱)はiPhone 4Sなどの箱を二回りほど大きくした感じで、サイズは異なるものの、イメージは非常に似ている。同梱物は、GALAXY Note本体や電池パック SC06、リアカバー SC06<Ceramic White>、ACアダプタ SC03、USB接続ケーブル SC02、タッチペン SC01、フリップカバー(試供品)、マイク付ステレオヘッドセット(試供品)、microSDカード2GB(試供品)だ。

photophoto パッケージ(写真=左)と同梱品(写真=右)。マイク付ステレオヘッドセットは音楽の再生/停止や音量上下を行えるボタンも搭載しているので、GALAXY Noteをミュージックプレーヤーとして利用する場合にも便利に使えそうだ

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