写真で解説する「PORTUS WX02S」(2/2 ページ)

» 2012年04月24日 04時00分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
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 PORTUSのもう1つの特徴が、月額料金の安さ。専用プランの「ウィルコムプランW」は、月額3880円(キャンペーン価格)でウィルコム間の通話とすべてのEメール、そして下り最大42Mbps/上り最大5.7Mbpsの3Gデータ通信が定額利用できる。契約が3年ごとの自動更新である点や、3G通信が月間3000万パケット(約3.57Gバイト)以上だと帯域制御の対象になるなどの注意点はあるが、モバイルWi-Fiルーター1台分のコストで2台目(または3台目)の通話専用端末を持てるのはうれしい。

 また、ウィルコムプランWの基本使用料は「W-VALUE」割引の対象のため、端末を一括購入した場合はランニングコストをさらに下げることができる。そのほか、「だれとでも定額」(月額980円)の併用や、2台目3台目キャンペーンの利用(親機として)も可能だ。

 モバイルでWi-Fi環境を使うにはAndroidスマートフォンのテザリングを利用する手もあるが、モバイルWi-Fiルーターとしては簡易的な機能しかないこともあり、より本格的に使うなら専用機に匹敵する機能を持つPORTUSも選択肢に上がるだろう。

photophotophotophoto ルーター機能のオン/オフはもちろん、SSIDやセキュリティ方式の変更、SSIDのステルス化なども端末から設定できる

photophotophotophoto Wi-Fiや3Gで通信しなくなった時間や(写真=左端)、圏外になった時間(写真=中左)に応じてルーター機能をオフにできるなど、省電力設定はきめ細かくできる。それとは別に、PHSと3Gのどちらかを優先させるなどのお任せ設定も用意(写真=中右)。2段階だが、送信出力も変更できる(写真=右端)

photophotophotophoto 待受時間の左上にPHS関連のピクト、右上に3G関連のピクトを表示する(写真=左端)、通信モードやチャンネル切り替え、DHCP設定の変更なども可能

photophotophoto MACアドレスフィルタリングやクライアント間通信の許可、ポートマッピング、DMZ、パケットフィルタの設定なども端末から直接行える

photophotophotophoto メニュー画面は4種類のデザインから選択できる

photophotophoto サイドキーの設定画面。誤作動防止のために押し込む時間を決められる(写真=左)。メールの送受信画面(写真=中央)。アラームは20件まで設定できる(写真=右)

photophotophoto カレンダーの表示方式も豊富

photophotophoto 計算機は割り勘機能のほか、ビジネス用途を意識してか(?)多めに払う人と割合を決めるおごり割計算機能も搭載

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