写真で解説する「らくらくスマートフォン F-12D」月2980円の専用パケット定額プランを用意(2/2 ページ)

» 2012年05月23日 11時30分 公開
[房野麻子,ITmedia]
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らくらくホンらしい使いやすさの工夫が満載

 らくらくホンでおなじみの機能も盛り込まれた。電話やメール、電話帳の大きなボタンの下には、「1」「2」「3」のワンタッチダイヤルが配置されており、よく連絡をとる相手に素早く電話をかけることが可能だ。また、使い方に迷ったときには、「使い方ガイド」のボタンを押すだけで取扱説明書で使い方を調べることができ、専門のアドバイザーに無料で電話がつながる「らくらくホンセンター」のメニューも用意されている。もちろん「スマートフォンあんしん遠隔サポート」にも対応。dメニューは文字が大きくて見やすいシンプルなものが用意され、天気、ニュース、コラムなどの情報をチェックできる。

 約810万画素CMOSのメインカメラ、約32万画素のインカメラを搭載し、「タッチシャッター」機能で、フォーカスを当てたい被写体に直接指でタッチして撮影できる。ボディはIPX5/IPX8等級の防水性能とIP5X等級の防塵性能を備え、おサイフケータイ(未対応サービスもある)、赤外線通信、ワンセグ、緊急速報「エリアメール」などもサポートした。通信面では下り最大14Mbps/上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピード、Wi-Fiに対応するが、テザリングは利用できない。Xiも未対応だ。またBluetoothはVer.4.0をサポートしている。

photophoto メインカメラを起動したときの画面(写真=左)。フォーカスを当てたい対象に指をタッチして撮影できる「タッチシャッター機能」も搭載されるが、発表会では確認できなかった。dメニューは専用のシンプルなものが用意される(写真=右)

photophoto メニュー画面を下にスクロールすると「使いかたガイド」と「らくらくホンセンター」のボタンがある(写真=左)。使いかたガイドをタッチすると取扱説明書で使いかたを調べることができ、らくらくホンセンターをタッチすると専用のアドバイザーに無料で電話をかけられる(写真=右)。

photo 「あんしんツール」には「スマートフォンあんしん遠隔サポート」につながるメニューなども用意する

 チップセットはクアルコムのMSM8255で1.4Ghzのシングルコア。ROMが4Gバイト、RAMが1Gバイトとなっており、外部メモリーカードは2GバイトまでのmicroSDと32GバイトまでのmicroSDHCに対応している。なお、OSにAndroid 4.0を採用しているが、本体からGoogleアカウントの取得はできず、Google Playにアクセスしてアプリをダウンロードすることはできない。Googleマップ、Gmailも利用できないが、spモードメールやiチャネルなど、ドコモが用意するアプリは利用できる。

専用の料金プランを用意

 らくらくスマートフォン F-12Dを利用するユーザーには、専用のパケット定額サービス「らくらくパケ・ホーダイ」が提供される。らくらくパケ・ホーダイは月額2980円のフラット型プランで、「パケ・ホーダイ フラット」に比べて2480円安いのが特徴。ただし、月間のデータ量が500Mバイトを超えた場合は、その月末まで通信速度が上り/下りとも最大128kbpsに制限される。

photo 月額2980円の専用プラン「らくらくパケ・ホーダイ」

 らくらくスマートフォン F-12Dの発売は7〜8月の予定。らくらくパケ・ホーダイも端末の発売に合わせて提供する。なお、月間500Mバイトの通信量制限は9月30日まで適用しないので、発売直後から1〜2カ月間は容量無制限で使い放題になる。

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