画像や動画を閲覧できる「ギャラリー」アプリは「アルバム」アプリに名称が変更され、独自の機能も取り入れている。アルバムは「画像」「マップ」「オンライン」から切り替えて利用する。画像では月ごとに画像と動画が表示される。ユニークなのが、サムネイル上でピンチ操作をすると、サムネイル自体が拡大/縮小すること。操作も滑らかで、デュアルコアのパフォーマンスが生かされていると感じた。Android 4.0の標準機能でもおなじみだが、画像の色味や明るさなどの編集も可能だ。マップでは、写真に付けられたジオタグをベースに、撮影した写真が地図(Google マップ)上に表示される。iPhoneでもおなじみの機能だが、どの写真がどこで撮られたのかが一目で分かる。オンラインでは、Facebookなどにアップロードされた写真を確認できる。
音楽プレーヤーは従来の「ミュージック」アプリから「WALKMAN」アプリに名称が変わっている。再生中の音楽を解析して背景色を変える「ビジュアライザー」の種類が増えているほか、Facebookで友達が「いいね!」を押すなどして勧める楽曲を一覧できる機能も新設した。重低音をしっかり再生する「クリアオーディオ」や、臨場感あふれるサウンドを楽しめる「バーチャルサラウンド技術(VPT)」を継承している(いずれもヘッドフォン装着時のみ有効)。音楽再生中にスリープから復帰させるとロック解除画面にミニプレーヤーが現れて再生/一時停止やスキップなどができるのはXperia NXでもおなじみだが、Xperia GXではさらに通知バーでも同様にプレーヤーの操作が可能だ。Walkmanの技術をふんだんに取り入れているが、PC向けMoraで購入した曲の転送や、Walkman向け楽曲管理ソフト「x-アプリ」との連携などは(現時点では)できない。「WALKMAN」をうたうのならコンテンツ連携も実現してほしいところだ。
「ムービー」アプリも新たに用意する。Gracenote社のメディア情報データベースと連携し、保存されている動画の出演者の情報や映画の内容を調べることができる。
カメラはXperia NXの有効約1210万画素から1300万画素に向上。カメラアプリのUIや撮影機能はXperia NXと同様で、シャッターキーを長押しすると即カメラを起動して撮影できる「クイック起動」も継承した。ちなみにXperia GXには側面にカメラキーがあるが、Xperia SXにはカメラキーはない。
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