写真で解説する「AQUOS PHONE SL IS15SH」この夏唯一のスライドスマホ(2/2 ページ)

» 2012年06月15日 18時41分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
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 ディスプレイは3.7インチのQHD(540×960ピクセル)表示 26万色 NewモバイルASV液晶で、もちろんタッチパネル操作が可能。アウトカメラは有効約804万画素CMOS。この2点はIS14SHと共通だが、IS15SHは有効31万画素CMOSをインカメラとして搭載した。またボディは新たに防水(IPX5/IPX5)・防塵(IP5X)へ対応した。そのためか、ボディの幅と高さが数ミリほど大きくなっている。IS14SHは約56(幅)×117(高さ)×14.7(厚さ:最厚部約15.4)ミリで、IS15SHは約58(幅)×121(高さ)×14.9ミリだ。なお、IS15SHのボディサイズは暫定値なので、発売時には変更になる可能性がある。

photophotophotophoto 左から、ホーム画面、ケータイライクなアプリトップメニュー、タスク一覧、ホーム画面のサムネイル表示

photophotophotophoto アプリトップメニューから1階層下に、通常のアプリ一覧・ウィジェット一覧画面がある

photophotophotophoto ホーム画面でダイヤルキーから数字を入力すると、通話アプリが起動してダイヤル画面に切り替わる(写真=左端)。ダイヤルキーやソフトキーの割り当て設定。キーの長押しでアプリを起動させることも可能だ(写真=左中)。日本語入力システムはiWnnのSH edition(写真=右中)。スライドオープンで文字入力する場合はキーパッドが表示されない。ただ、サードパーティ製の日本語入力システム(ATOKなど)だと、キーパッドが表示されてしまうという(写真=右端)

 OSは最新のAndroid 4.0で、CPUについては前モデルと同じ1.4GHzのシングルコアのMSM8655を採用した。同じ夏モデルの「AQUOS PHONE SERIE ISW16SH」「AQUOS PHONE CL IS17SH」が採用した「Feel UX」は搭載していないが、アプリの一覧を3×4のタイル状にケータイらしく表示する「アプリトップメニュー」を搭載した。3G通信は下り最大9.2Mbpsの「WIN HIGH SPEED」が利用できる。+WiMAXには非対応だ。海外ローミング時には従来のCDMAに加えてGSMもサポートした。利用できる無線LANはIEEE 802.11 a/b/g/nで、ノイズに強い5GHz帯を使う規格(aとn)をカバーしている。

photophotophotophoto Android 4.0で機能が追加されたブラウザ(写真=左端)。省エネアプリのエコ技設定も進化した(写真=左中)。内蔵ストレージ(ROM)は4Gバイト。デモ機では約1Gバイトを認識し、空き容量は868Mバイトだった(写真=右中)。正確なAndroidのバージョンは4.0.4(写真=右端)

 フィーチャーフォンの乗り換え組を意識しているだけあり、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、緊急地震速報といった国内向け機能にはもちろん対応。そのほか、右側面のカメラ用シャッターキーや、着信やメール受信を通知するお知らせランプ、着信時に端末をひっくり返して着信音やバイブを一時的に停止できるクイックサイレントなど、ケータイ譲りの快適機能を搭載している。


 ケータイキャリア各社が発表する新製品のほとんどが、フルタッチパネル操作のスマートフォンになりつつある。フィーチャーフォンのラインアップも残ってはいるが、その選択肢は減少傾向だ。フルタッチ操作に踏み切れないフィーチャーフォンユーザーにとって、使い慣れ親しんだケータイのUIを持つIS15SHは、最初のスマホとしてふさわしい1台かもしれない。

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