携帯各社、九州北部の大雨被害に伴う支援措置を実施

» 2012年07月04日 16時34分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社が、大雨の被害により災害救助法が適用された大分県日田市(7月3日時点)を対象とした支援措置を実施している。対象となるのは、契約者住所または請求書送付先住所が災害救助法適用地域内のユーザー。各社の支援措置は以下のとおり。

NTTドコモ

 対象地域のユーザーが携帯電話などの利用料金を窓口で支払っている場合、2012年7月請求分(6月利用分)の支払期限を2012年8月まで延期する。また7月3日から31日までの期間、対象地域のユーザーに対して、破損・故障した携帯電話機の故障修理代金を一部減額などする。自治体から要請があれば、携帯電話や充電器などを貸し出す。

KDDI

 被災したユーザーが自宅から避難するなどの理由でau one net ADSLの固定通信サービスをまったく利用できなかった場合、ユーザーからの申告により、その期間の月額基本料や付加サービス利用料を減額する。また被災したユーザーが携帯電話と固定通信の利用料金を窓口で支払っている場合、2012年7月請求分(6月利用分)の支払期限を、2012年8月31日まで延期する。

 災害救助法適用地域のユーザー対して7月3日から31日の期間、九州全域(福岡県、佐賀県、熊本県、長崎県、大分県、宮崎県、鹿児島県)のauショップとPiPitにて、今回の災害で破損・故障した携帯電話機の修理費用を一部軽減する。災害対策本部と公的機関等の団体から要請があった場合、携帯電話や充電器などを貸し出す。

ソフトバンクモバイル

 被災したユーザーが携帯電話の利用料金を窓口で支払っている場合、6月利用分(支払期日が7月6日、7月16日、7月26日)の支払期限を請求書記載の日付から1カ月延長する。今回の災害で破損、水漏れ、紛失によりソフトバンク携帯電話機の交換を希望する場合、交換費用を一部機種は無償で、その他の機種は一部減免する。大分県のソフトバンクショップで7月4日から受け付ける予定。また、公的機関やNPO法人などの団体から要請があった場合、携帯電話や充電器などを貸し出す。

※初出時にタイトルに「北九州」と記述していましたが、正しくは「九州北部」です。お詫びして訂正いたします(7/5 16:15)

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