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Androidのよさを生かし、使いやすく、分かりやすくする「Feel Logic」 (1/3)

シャープの2012年夏モデルに導入されたコンセプト「Feel Logic」。これは、Androidスマートフォンにおけるユーザーの利便性向上と、新たなシャープの“顔”の確立を目指して導入された、新しいコンセプトだ。このコンセプトに込められたシャープの思いを聞いた。



 シャープが2012年夏モデルとして発表したAQUOS PHONEの新ラインアップには、すべてに「Feel Logic」という開発思想が導入されている。Feel Logicとは、シャープのAndroidスマートフォン開発に共通のコンセプトであり、今後の製品開発にあたって、商品企画から設計、開発まで、すべてのプロセスをカバーする考え方だという。

Photo シャープ 通信システム事業本部 グローバル商品開発センター プロダクト企画部 ソリューション企画グループ 主事の景井美帆氏

 そして、このFeel Logicの重要な要素の1つとして、シャープは「Feel UX」という新しいユーザーインタフェース(UI)を採用した。待受画面に相当するロック画面にも、これまでの製品とは異なり、共通の“顔”を用意した。

 このFeel Logicとは一体何なのか。そして、シャープはなぜこの考え方を採用するに至ったのか。今後の同社の製品開発はどのような方向へ向かうのか。Feel Logicのコンセプト策定と、Feel UXの開発に深く関わったシャープ 通信システム事業本部 グローバル商品開発センター プロダクト企画部 ソリューション企画グループ 主事の景井美帆氏に話を聞いた。

「今までのスマートフォンは本当に使いやすかったのか」

 シャープがAndroidスマートフォンの開発をはじめたのは、2009年頃。そして同社としては初めてのAndroidスマートフォンをリリースしたのが2010年。他社も含めて、本格的にAndroidスマートフォンがリリースされるようになったのは2010年の冬であり、本格的な普及が始まったのは2011年。つまり、Androidスマートフォンが広く認知されるようになってから、まだ1年強ほどの時間しか経っていない。今Androidスマートフォンを購入している人の多くは、Androidスマートフォンから機種変更する人だけではなく、フィーチャーフォン(従来型のケータイ)から買い替える人、すなわちスマートフォン初心者も多くなってきている状況だ。

 そうした状況を踏まえて市場を見たとき、Androidスマートフォンは本当に使いやいのか、もう一度原点に立ち返る必要があるのではないか、そんな風に景井氏をはじめとするシャープの開発陣は考えたという。

 「今までのAndroidスマートフォンは、新しい機能をどんどん盛り込み、メーカーはさまざまな工夫をすることで使いやすさを考えてきました。しかし、改めてお客様の視点に立って考えるとまだまだ努力が足りていないことに気付きました。私たちがよかれと思ってやってきたことでも、お客様によって使いにくいものになっているのではないか? 使わせるのを強いているというか、頑張って使っていただくものになっているのではないかと思ったのです」(景井氏)

 初期にAndroidスマートフォンを購入したユーザーの中には、使いにくさや分かりにくさを克服して、カスタマイズをしたり、自分のものとして使いこなしたりすること自体を楽しめる人も少なからずいたが、スマートフォン初心者は、使いにくさや分かりにくさを許容してはくれない。一部ではAndroidスマートフォンを購入したものの、どうしてもなじめずに、結局ケータイに戻すような人も出てきており、「お客さまが簡単に使っていただける、自然にスマートフォンが使いこなせる環境ができていない」(景井氏)ことが課題だと認識した。

 「もともとシャープは、新しい機能提案などを積極的にやってきました。でも、そうした機能の改善点やよさが、本当にお客さまに伝わっているのだろうか、という疑問が出てきました。そこで、まずはお客さまが自然にスマートフォンを使っていただける状態を作ろうと考えたわけです。慣れるのではなく、感じるままに使えるところを突き詰めていきたいと考え、『Feel Logic』という考え方を進めることになりました」(景井氏)

 Androidスマートフォンは感じるままに使えるようにならなくてはいけない――。これがFeel Logicという新しい開発思想が生まれた背景だ。

「Feel Logic」でシャープが目指したこと

 Feel Logicが目指す、感じるままに使えるとはどういうことか。一言で言うと「説明をしなくても分かっていただける」ことだ。究極の目標としては、初めての人でも使いやすい、手に取ったらすぐに使えるAndroidスマートフォンを目指している。「現状ではまだまだ足りない部分がたくさんあるので、これからさらに進化させていきます」と景井氏は笑うが、理想型は操作をしている感覚すら感じないくらい「やりたいこと」「したいこと」だけに集中できるようなスマートフォンということになるのだろう。

 説明なしに、誰でも使えるスマートフォンを実現するためにシャープは、Feel Logicを構成する3つのカテゴリーの要素、Feel Operation、Feel Meister、Feel Creationに分類される各種機能を用意した。Feel Operationは、「直感的に使える」ための操作感。Feel Meisterは、ユーザーが意識することなく、機能を「快適に使える」ことを支える匠の技術。そしてFeel Creation、は新しい機能を「簡単に使える」環境だ。

独自のUIを新開発、大きなウェイトを占める「Feel Operation」

 直感的に使える操作感を実現する、Feel Operationの技術は、シャープのAndroidスマートフォン開発の中でも特に重要な要素に位置付けられる。ユーザーが快適に操作できるAndroidスマートフォンを実現するためにシャープは、独自のユーザーインタフェース(UI)「Feel UX」をFrog Designと共同開発した。3ラインホームと独特のロック画面で構成されるこのUIは、「目的に対する導線を短くする」ことを主眼に置いて設計されているのが特徴だ。

PhotoPhotoPhoto Feel UXの3ラインホームを適用した画面。ロックを解除するとその場がアプリ一覧画面になっている。指を左にフリックすると、ウィジェットやショートカットの画面に遷移できる。ショートカットには、アプリのショートカットだけでなく、連絡先や電話番号、設定項目のショートカットも設置可能だ

 Androidスマートフォンには、ウィジェットやショートカットなど、他のプラットフォームにはない便利な特徴や、使いやすさにつながる機能が用意されている。しかし、シャープの調査では、「ウィジェットは、初期状態でホーム画面に貼ってあるものは使っているものの、新しく追加している人は案外少ない」「よく使うものをショートカットとしてホーム画面に適宜配置している人もいるが、結局毎回一覧表示形式のランチャーを起動してアプリを立ち上げている人が多い」といった実態が浮かび上がった。景井氏は「調査する前は、案外みんな使いこなしているのではないかと思っていましたが、実情に驚きました。使いこなしている人とそうでない人の間で使い方に大きな差が生じていたんです」と、企画をスタートさせた当時を振り返る。だからこそ、Androidのよさを分かりやすく伝えられるUIが必要だった。

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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2012年7月19日

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