古くからのパートナー、富士通とNTTドコモが取り組んだ「新しい挑戦」ケータイの匠に聞く「ARROWS X F-10D」(2/2 ページ)

» 2012年08月06日 00時00分 公開
[PR/ITmedia]
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富士通のお家芸、指紋センサーとセキュリティ機能の魅力

Photo 指紋センサーは背面の中央に搭載する

 クアッドコアCPU、NVIDIA Tegra 3 1.5GHzの搭載が注目を集めるARROWS X F-10Dだが、約4.6インチのHD(720×1280ピクセル)液晶ディスプレイ、1800mAhの大容量バッテリーとNX!エコによる長時間駆動、ワイヤレス充電規格「Qi」を採用したおくだけ充電のサポート、防水・防塵性能、ワンセグ、赤外線、おサイフケータイなど、基本スペック自体も非常に高く、見所は多い。その中でも、指紋センサーの搭載は富士通ならではだと板倉氏は言う。

 Androidスマートフォンに、フィーチャーフォンで好評だった指紋センサーによるセキュリティ機能を搭載するのは容易ではなかったそうだが、Googleとも話し合いを重ねて実現した。指紋センサーは、2011年秋に発売された「REGZA Phone T-01D」に先行して搭載されていたが、実はARROWSシリーズに搭載されるのはARROWS X F-10Dが初めてだ。

 「もともとAndroid OSは、指紋センサーを搭載することは想定していなかったと思いますが、手間をかけて実現しました。指紋センサー付きのフィーチャーフォンから移行できない方は、是非ARROWS Xを選んでいただきたいですね。富士通さんのフィーチャーフォンで実現されていた独特の仕様は、まだ完全にはAndroid上に再現できていないのですが、かなりの部分が同等にできました」(板倉氏)

 実際に指紋センサーで利用できる機能はなかなか便利だ。REGZA Phone T-01Dに搭載されていた機能は限定的だったが、ARROWS X F-10Dでは、センサーがスイッチにもなっており、センサーを押し込むとセンサーでの認証が必要な画面が簡単に呼び出せる。例えばロック画面のロックを指紋で行う場合、画面を点灯させなくても指紋センサーを押した後、そのまま指をスキャンすればいい。

 またフィーチャーフォン時代の富士通機種を彷彿とさせるほど、情報を保護する機能には長けている。特定の情報を見えなくする「プライバシーモード」では、指定した相手からの音声やメールの着信を、他の人には容易に分からないようにできる。アドレス帳の情報や履歴、指定したアプリやフォルダの画像なども非表示にできる。プライバシーモードの解除方法を画面に表示させないようにもできる徹底ぶりだ。アドレス帳は、指定した登録情報を非表示にできるだけでなく、着信時に未登録番号として画面に表示したり、一切の通知をオフにしたりといった設定が可能。着信があったことをバッテリーアイコンの変化で通知するといった凝った仕様も実装されている。

PhotoPhotoPhotoPhoto 「プライバシーモード」利用時は、まず注意事項の確認を求められる。細かく解説されているので、しっかり確認したい。着信の通知を非表示にしたり、未登録の番号として表示したりできるのはもちろん、着信があったときだけバッテリーアイコンを変えるなど、細かな設定ができる
PhotoPhotoPhotoPhoto 特定のアプリケーションや特定の画像、特定のブックマークだけ非表示にしたりもできる

 なお、プライバシーモードを利用するには専用の「NX!電話帳」「NX!メール」の利用が前提なので、spモードメールは残念ながら未対応となっている。

 「基本的に、指紋センサーやセキュリティ機能の実装は富士通さん主導で対応していただいていて、今回はローカルでの仕様になっています。これをドコモの機能と連動させるかどうかはこれからの見極めになると思っていますが、フィーチャーフォンではしっかりと対応していましたから、今後はやっていく方向になるんじゃないでしょうか」(板倉氏)

 覗かれたくない“秘密”がある人や、練り込まれたセキュリティ機能が手放せず、富士通製フィーチャーフォンを使い続けているような人は、ARROWS X F-10Dへの乗り換えを検討してみてもよさそうだ。

ヒューマンセントリックエンジンと1300万画素カメラ

 富士通のお家芸と言えば、指紋センサーやセキュリティ機能に加えて、各種センサーを駆使した「ヒューマンセントリックエンジン」にも注目だと板倉氏。手に持っている状態なら画面をオンにし続ける「持ってる間ON」、環境光に合わせて液晶の色味を変える「インテリカラー」、画面が回転した直後に素早く2回以上降ることで、画面の向きを元に戻して固定できる「戻ってシェイク」、端末の揺れを検知し、見やすいように表示を拡大する「あわせるズーム」など、ユーザーの使いやすさをそれとなくサポートする機能を用意している。

 着信音を静かな場所で小さくして騒がしい場所で大きくする「気配り着信」、歩行中はバイブレーションを強くする「歩行中の強度アップ」、加速度センサーとマイクで睡眠状態を検知してよい眠りをアドバイスする「睡眠ログ」のような独特の機能も備えた。もちろん周囲の騒音環境に合わせて通語音声を聞きやすくする技術など、これまで好評だった技術も盛り込み、富士通製のスマートフォンとして初の温湿度センサーも搭載した。

 「こうした日本的な、日本人が欲しいと思うポイントを、富士通さんとは共通理解できているので、技術的な部分、そしてそのほかの折衝を一緒にできたのは大きかったです。ベースの設計の時期には、かなり活発に議論させていただきました」(板倉氏)

 カメラ機能も、高性能センサーにより「フィーチャーフォンの時代からダウングレード感はありません」と板倉氏は胸を張る。ARROWS X F-10Dに搭載されたカメラモジュールは有効約1300万画素の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」。起動時間は最短0.5秒、HDRやコマ数無制限の(microSDがいっぱいになるまで撮れる)連写機能などを用意した。スマートフォンのカメラでそのまま撮影すると難しい、背景をぼかすようなエフェクトや色調を変更できるフィルタなども利用できる。

 シャッターを切ると7枚を連写してベストな1枚を選んで保存する「ベストショット」も便利。さらに被写体の笑顔を検出して自動的にシャッターが切れる「スマイルシャッター」は、「全員(笑顔度70%)」「一人(笑顔度50%)」など、シーンに合わせた6パターンから選べるのが面白い。そのほかにも、アプリがなくても多彩な撮影が楽しめる。

 「ARROWS X F-10Dは、ディスプレイも大きいですから、撮った後に見る楽しみもあります。クアッドコアのCPUで拡大/縮小などの動作もスムーズです。写真や動画の取り回しのよさは圧倒的にいいと思いますので、ぜひ実機を手に取って触ってみていただきたいですね」(板倉氏)

世界に通用する富士通の技術力を堪能できる

 最先端のCPUへの挑戦や、独自技術の採用と実装をしっかりとこなし、フィーチャーフォンと比べても見劣りする部分のない機種を完成させた富士通。板倉氏は同社の実力は世界でも通用すると太鼓判を押した。

Photo

 「ハードスペックとして、Androidスマートフォンでもきちんと指紋センサーのようなものの実装を成し遂げた部分はさすがだと思います。一方で、日本人ならではのきめ細やかな部分も持ち合わせています。日本だけでなく、世界にも指紋センサーを活用したセキュリティ機能を欲する人はたくさんいるはずです。日本のメーカーにも、海外市場には是非挑戦していただきたいですね」(板倉氏)

 日本のメーカーだからできることを、最先端のAndroidスマートフォンに結実させたARROWS X F-10D。富士通の、世界にも通じるもの作りの魂と、ドコモと富士通がこれまで築いてきた歴史から生まれた最新モデルは、日本人が「欲しい!」と思う端末を形にした、日本人のためのAndroidスマートフォンだ。

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