ケータイからiPhoneへの移行には、各キャリアがApp Storeで配信するアドレス帳移行アプリを使うといいだろう。
ソフトバンクの場合、まずケータイショップに設置されている「メモリーサポート」を使って、ケータイのアドレス帳を専用サーバへコピーする。すると、ソフトバンクからiPhoneあてにSMSでパスワード確認用のURLが送られてくる。次に、App Storeから「電話帳簡単コピー」をダウンロードしよう。アプリを起動したら、SMSで送られてきたパスワードを入力し、「連絡先へ追加」をタップすれば、連絡先が登録される。
auの場合は、これまでauのケータイを使っていて、なおかつauアドレス帳にデータを保存していた人のみが専用アプリ「アドレス移行」を用いたデータ移行が可能だ。この方法なら比較的スムーズにアドレス帳を移せるだろう。
auアドレス帳にデータのバックアップを保存していない場合や、他キャリアからの乗り換えの場合は、その手順がやや面倒になる。まずは、ケータイからSDカードにデータをエクスポートする。次に、auのWebサイトで配布されている「アドレス帳変換ツール(iPhone 4S:Eメール利用)」というソフト(外部リンク)をPCにインストールしよう。次に、SDカードのデータをこのソフトを使ってiPhoneに対応した「.vcf」というファイル形式に変換する。それが済んだら、PCからiPhoneあてに先ほどのファイルを添付して送信しよう。iPhone側でメールを開封し、添付ファイルを開け、それらの連絡先を追加できる。
これらの手順はauのWebサイト(外部リンク)でも解説されているので、念のため確認しておこう。
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