「ユーザーがやりたいこと」に答えてくれる――頼れるエージェント「しゃべってコンシェル」ケータイの匠に聞く「しゃべってコンシェル」(2/2 ページ)

» 2012年08月31日 10時00分 公開
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しゃべってコンシェルが便利なシーン

 さまざまな機能を備え、話しかけるだけでこれらの機能やサービスを呼び出してくれるしゃべってコンシェルだが、実際にどんな利用シーンで使うと便利なのだろう。その答えは、音声認識という新しいユーザーインタフェース(UI)の利便性を考えてみることで浮かび上がる。

 キーボードを使った文字入力は、慣れればかなりのスピードが出ることもあり、今やPCやケータイでも主流の入力方法だ。スマートフォンでタッチパネルが多く採用されるようになってからも、ソフトウェアキーボードを用いた入力がほとんどのケースで用いられており、手書き入力や音声入力も徐々に増えつつあるが、まだ主流と言えるほどではない。

 しかし、近年音声入力の認識精度は飛躍的に高まっており、一昔前のカーナビなどに搭載されていた機能のように、「機械に分かるようにしゃべる」必要がなくなって、普通の言葉で話しかけるだけで正しく認識し、さらに文章の意味まで正確に判断してくれるようになっている。特にしゃべってコンシェルの認識精度は類似のサービスの中でも極めて高く、「認識されないストレスはかなり少なくなっています」と松村氏も指摘する。

 具体的に、松村氏はどういうシーンでしゃべってコンシェルを活用したか聞いてみると、「カバンを持ちながら片手でキー入力をしなくてはいけないときや、歩きながら乗り換えの検索をしたいときなどに気軽に声で使えるのが良かった」という。

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 「Androidスマートフォン向けのアプリは、メニューが画面の上部に用意されていることも多く、手が小さい僕にはちょっと指が届きにくいことがあるんです。ですから両手で操作することもけっこうあって、荷物を手に持っているときなどには操作しにくいことがあります。そういうときに、しゃべってコンシェルをスピーディーに起動して『渋谷へ乗り換え』と一声かければ、渋谷駅までのルートを検索してくれます。これは本当に便利でした」(松村氏)

スマートフォンに話しかけるのがちょっと恥ずかしいときは?

 ただ、まだ街中でスマートフォンに向かって話しかけるのはちょっと抵抗を感じる人もいるかもしれないと松村氏は指摘する。周りにも話をしている人がいる環境であれば気兼ねなく話せるが、静かな場所で声を出すのは確かに勇気がいる。また、例えば大声で「渋谷に行きたい」と言うと、周囲の人に行き先が分かってしまうという懸念もある。そんなときは、イヤフォンマイクやBluetoothヘッドセットを利用するといい。若い人達の中には、イヤフォンマイクをしながら、スマートフォンを自分の口の前に持って話す人もよく見かけるようになった。電話で話をしているかのようにスマートフォンを耳に当ててしゃべるという方法もある。いずれは、口の前にかざしてしゃべるのが一般的になっていくだろうと松村氏は話した。

PhotoPhoto しゃべってコンシェルはスマートフォンを口の前に持って話すのが一番使いやすい。ただ、恥ずかしければ電話をかけているようなポーズで使ってもいいだろう

「話しかける」ことが当たり前になるかもしれない未来

 乗り換えのほかにも、ケータイやスマートフォンで普段から調べる機会が多い天気やニュースのようなコンテンツはしゃべってコンシェルと相性が良く、多くの作業を代行してくれるため、かなりの頻度で利用すると松村氏。特に自分のいる場所などを認識して、言葉で話したこと以上の情報で検索をしてくれるのがとても快適だという。

 また、リアルタイム検索も面白いと松村氏。

 「さまざまなツイートが出てきて、トレンドトピックなども確認できるので、ニュースなどで気になったキーワードをしゃべってコンシェルでさらに調べるというのもスマートフォンっぽくて面白い使い方だと思いました。最初に提示される答えだけでなく、画面の上部に表示されるほかのカテゴリを選んでみると、便利なシーンもありますよ」(松村氏)

PhotoPhotoPhoto しゃべってコンシェルが第一候補として出してくれた結果だけでなく、上部の選択肢の中から別のカテゴリを選んでみることでまた新しい発見がある場合も

 検索エンジンで情報を検索し慣れている人だと、最初はついつい検索キーワードを単語で発してしまうこともあるかもしれない。しかし、より多くの人に、しゃべって理解してもらうということを体験してもらいたいと松村氏。「例えば銀行のATMをタッチパネルで操作できるようにしたら、ボタンやテンキーを使うより、誰にでも分かりやすく使いやすくなったように、スマートフォンにおける声での入力も、誰にとってもすごく便利なものになり得ると思います。操作に慣れている人はもちろんですが、タッチパネルやボタンでの操作に慣れていない人でも、スマートフォンのさまざまな機能が使いこなせるようになり、スマートフォンのハードルがぐっと下がると思います」と話した。

 「まず一度、移動中や困ったときにしゃべってコンシェルに話しかけるというスタイルを試してみることで、ユーザー自身が、それぞれに便利な場面を見つける」ところが重要だと松村氏は言う。

 すでに日本語の認識精度の高さや、日本国内で提供される情報の量は類似のサービスより優れている。今後のバージョンアップの具体的な予定はまだ明らかにされていないが、7月からは海外の一部エリアでもサービスが利用できるようになり、レストランやショップ、美術館などの観光スポット情報、気象情報などの回答が可能となった。まだまだ進化を続けるサービスとして、より便利に使えるように、さまざまなリクエストをユーザーから出しつつ、成長を見守っていくのが面白そうだ。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2012年9月30日

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