spモードメールを起動し、「受信メール」タップすると、メールボックスが表示される。そのなかに「メッセージR」と「メッセージS」というものが用意されているが、これが何なのか分かっていないユーザーも多いだろう。
「メッセージR」とはドコモから届くお得な情報を配信するサービスのこと。そして「メッセージS」はドコモと提携した各企業からキャンペーンや新商品の案内などが届くサービスだ。メッセージSのみ、「メール設定」→「その他」→「メール全般の設定」→ドコモIDでログインし、「メッセージS受信設定/解除」で受信設定を変更できる。
音声通話と同じく、メールの着信音は変更できる。spモードメールの場合は「メール設定」から行う。「受信」をタップすると、メール、メッセージR、メッセージSの着信音やバイブレーション、イルミネーションを設定可能だ。ただし、アドレスごとに着信音を設定することはできず、XperiaシリーズやGALAXYシリーズにプリインされている電話帳アプリやドコモの「電話帳」アプリでは、spモードメールの着信音の個別設定には対応していない。
iPhoneの場合はメール着信音の個別設定に対応しており、詳しい設定方法については前回の記事を参照してほしい。
各キャリアともユーザーに合わせた表示方法に変更できる。spモードメールの場合は、「メール設定」内の「表示」から、画面テーマや文字サイズの変更に対応する。画面テーマに関してはauの「Eメール」でも対応しており、文字サイズは3キャリアとも変更できる。ただし、文字サイズの種類はキャリアによりばらつきが見られる。
また、キャリアメールではメールの文末に自分の連絡先などを自動で挿入する「署名」機能も搭載している。キャリアメールで署名を挿入するユーザーは少ないかもしれないが、知っておいて損はない。
残念ながら、iPhoneの「メッセージ」アプリでは詳細な設定を変更することはできない。しかし、カレンダー、連絡先、メール、SMS/MMS、メモのテキストを一括で大きなサイズにする機能はある。「一般」→「アクセシビリティ」→「テキストを大きな文字で表示」と進めば、好みの文字サイズに変更可能だ。
PCでメールをやり取りする際、受信メールに対して返信すると、引用文が表示される。受け取ったメールを見ながら返信できるので便利ではあるが、スマホでキャリアメールを使う上では必要性を感じにくい。そんなときは、あらかじめ引用しないよう設定しておくといい。
spモードメールでは初期状態の場合、常に返信メールの作成画面に元のメッセージが表示されてしまう。これをオフにするには、「メール設定」→「引用有無設定」→「常に引用なし」にすればOKだ。同様の設定はau、ソフトバンクいずれのAndroid端末でもできるようになっている。
iPhoneの場合は、SMSでの引用返信はできない仕様だ。どうしても引用したいときは、コピー&ペーストして利用しよう。
SMSを使う | iMessageを使う | メールに写真を添付する | メールの着信音を設定する | 画面テーマを変更する | 文字サイズを変更する | 署名を設定する | 引用文の有無を設定する | |
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対応機種 | ほぼすべての現行機種 | iPhone | ほぼすべての現行機種 | ほぼすべえての現行機種 | 一部のAndroid端末 | ほぼすべての現行機種 | ほぼすべてのAndroid端末 | ほぼすべてのAndroid端末 |
料金 | 3.15円(無料の場合もあり) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
お役立ち度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
簡単操作度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
自慢度 | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
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