また、女性ユーザーを意識したモデルということもあり、カメラ機能も女性を意識した作り込みが施されている。「男性ユーザーの場合は撮った写真を印刷することはあるが、多くの女性ユーザーは印刷せずにスマホで閲覧して楽しむ」(説明員)ため、とくに人物や料理の写真がきれいに見えるような色合いをディスプレイ上で表現するよう心がけたという。
また、手ブレを抑えた夜景撮影が可能な「スーパー夜景」モードやエフェクト撮影機能なども搭載する。アウトカメラの画素数も約800万画素あり、約0.5秒での高速起動や撮影機能も備えるなど、スペック面も向上している。また、端末側面の上のボリュームキーをシャッターボタンとして使用することも可能だ。
さらに、従来モデルにも搭載されていた「盛りフォト」アプリに、「ハンドモード」という新機能を搭載。ネイルをきれいに撮影してSNSやブログにアップしたいという女性ならではの声に応えた機能といえるだろう。
また、デコメ素材を4000件プリインし、最新の顔文字をすぐに呼び出せるなど、メール機能も女性向けにブラッシュアップしている。さらに、キーボードについてもデザインを変更可能だ。
従来モデルの本体メモリがRAM:512Mバイト/ROM:1Gバイトだったのに対し、本モデルはRAM:1Gバイト/ROM:8Gバイトと容量が大幅に増えた。さらに、製品には16GバイトのmicroSDHCを同梱するので、スマホでの写真や音楽管理も余裕をもって行えるだろう。それらを楽しむためのバッテリー容量も1460mAhから1810mAhへと強化され、置くだけ充電と急速充電にも対応する。
さらに、スマホ向け放送局「NOTTV」やワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信にも対応。スペック面から見ても、これまでの“女性向けスマホ”とは一線を画した存在だ。
機能面でいえば、今回登場したほかの富士通モデル同様、背面には「スマート指紋センサー」を搭載。片手で画面のオン/オフ切り替えやロックの解除が行なえる。また、周囲の視線を意識することなく使える「プライバシービュー」や、端末を手に持っている間は画面をスリープさせない「持ってる間ON」機能など、実用的な機能も多数搭載している。
さらに、本モデルはNFCにも対応する。ただし、TypeA/TypeBの決済サービスには対応していない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.