第14回 スマホで効率よくスケジュール&タスク管理――オススメアプリはこれ!今すぐ使えるスマホレシピ(1/3 ページ)

» 2013年01月23日 22時31分 公開
[今西絢美(ゴーズ),ITmedia]
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 仕事やプライベートのスケジュールを効率よく管理することは、働く大人の“たしなみ”といっても過言ではない。ビジネスパーソンにとって、永遠の課題でもあるこのテーマ。スマートフォンを最大限に活用すれば、これまで以上に時間を上手く活用できるはず。そこで、今回はスマホにおけるスケジュール管理の方法について紹介しよう。


iPhoneの標準カレンダーはメールからのスケジュール登録が可能

 iPhoneの場合、「カレンダー」というアプリが標準搭載されている。非常にシンプルなインタフェースが特長で、予定の入力方法は簡単。タイトル、場所、日時、繰り返し入力、通知、URL、メモを追加できる。ここに住所を入力しておくと、予定の画面からスムーズにiOSのマップアプリで場所を表示できる。ただ、iOSのマップアプリの地図情報がいまひとつなので、あくまでも大まかな位置を確認する場合に限ったほうがいい。

photophoto 「カレンダー」を起動した際の画面。リスト、日、月表示に切り替え可能(写真=左)。イベントの入力画面。住所を入力しておくと便利だが、標準マップで開かれるのがややネック(写真=右)
photophoto スケジュール一覧で見たい予定をタップすると詳細が閲覧できる(写真=左)。通知時間の設定はあらかじめ用意された時刻から選ぶ。ちなみに通知は2回設定可能(写真=右)

 また、iCloudで「カレンダー」の項目の同期をオンにしておけば、同じアカウントで使用しているiOSデバイス間でのスケジュールを同期できる。ちなみに、iCloudでの同期をオンにすると、「予定出席者」というものが設定可能だ。これは、自分で作成したスケジュールをほかの人と共有して参加の可否を把握できる機能で、iOS同士の場合のみ利用できる。自分がイベントを主催する際に役立つに違いない。

 iOSのカレンダーを利用している人でも意外と知られていないのが、「メール」アプリからのスケジュール登録機能ではないだろうか。メールの本文に日時が書かれている場合、文字が青くなる。そこをタップすると、「イベントを作成」「カレンダーに表示」「コピー」という3つの項目が表示される。「イベントを作成」では、メールの件名をタイトルとして認識し、住所、時間も自動で入力してくれる。標準搭載の「メール」アプリと併せて使うことで、より快適にカレンダーを使いこなせるのが、iPhoneの強みともいえる。

photophoto 「メール」アプリでメールを開くと、時間の箇所が青文字になっている。ここをタップする(写真=左)。「イベントを作成」を選択すると、予定として追加される(写真=右)

 ここまではiOSカレンダー間での同期について紹介したが、PCでGoogle カレンダーを使ってスケジュールを管理しているユーザーも多いのではないだろうか。筆者自身もその1人で、PC環境が自宅と会社で異なるため、必然的にそうなっている。

 Google カレンダーをiPhoneのカレンダーと同期するには、「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→同期したいGoogleアカウントを選択→「カレンダー」をオンにする。これで、標準カレンダーとGoogle カレンダーの予定を同期できるようになる。ただし、iPhoneの標準カレンダーではPC版のGoogle カレンダーのように、予定を細かく色分けできない。

photophoto iCloudで「カレンダー」のスイッチをオンにする(写真=左)。ここではオレンジの丸が付いているのがGoogle カレンダーから取り込んだ予定。このように、色分けされるので分かりやすい(写真=右)

 iPhoneの標準カレンダーの欠点は、日本の祝日表示がないことだ。しかし、この問題も「祝日かんたん登録!〜カレンダーに祝日情報を追加〜」(無料)というアプリを使えば解決する。祝日を追加したい国を選択するだけで、その国の全祝日をカレンダーに登録できるという優れものなので、誰でも簡単に祝日を反映できるだろう。

photophoto 登録したい項目を選択し、確認画面で「はい」をタップ。Safariが起動して「カレンダー“日本の祝日を紹介しますか?」と表示された「照合」を選択するだけでよい(写真=左)。これでカレンダーに祝日が追加された(写真=右)
alt 祝日かんたん登録!〜カレンダーに祝日情報を追加〜

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