写真で解説する「ARROWS X F-02E」F-04Eからココが変わった(2/2 ページ)

» 2013年01月28日 09時50分 公開
[Sho INOUE(K-MAX),ITmedia]
前のページへ 1|2       

 ホームアプリは、ドコモ標準の「docomo Palette UI」、富士通オリジナルの「NX!ホーム」、OS標準ホームの3種類を用意している。いずれも軽快に動作するので、好きなものを選んで使おう。なお、標準ではPalette UIが起動するようになっている。

photophotophoto
photophotophoto プリインストールのホームスクリーンのドロワー。左からdocomo Palette UI、NX!ホーム、Android 4.0標準
photo 通話時の反響音をカットする「響カット」や、IP通話アプリの音質向上機能が搭載された。特に後者はパケットベースのIP通話を多用するユーザーには有用な機能だ

 富士通スマートフォンの差別化要素になっている「ヒューマンセントリック」技術は、プライバシーを重んじるユーザーに人気の「プライバシーモード」や「スマート指紋センサー」など、F-04Eで搭載されていたものはすべて継承されている。

 周囲の騒音に合わせて受話音を強調する「スーパーはっきりボイス」は、通話相手の声を自動補正する機能を追加した「スーパーはっきりボイス4」に進化した。実は、冬モデルではミドルスペックの「ARROWS Kiss F-03E」には搭載されていたものの、よりハイエンド寄りのF-04Eでは搭載されていなかったのだ。F-02Eで搭載に至ったのは、「通信チップが変わった結果」(説明員)である。あまりアピールはしていないが、通話時の反響音をカットする「響カット」や、SkypeやLINEなどIP通話アプリの音質向上機能も追加されている。

photophoto 背面にはスイッチ付きの「スマート指紋センサー」が搭載される(写真=左)。指紋を最低2つ以上登録すると(写真=右)、プライバシーモードの解除に使える。端末のロック解除は、セキュリティ設定していない場合は指紋を登録しなくても使える

 カメラ機能は大幅に刷新されている。アウトカメラは約1630万画素のソニー製裏面照射CMOSセンサー「Exmor R for Mobile」を採用した。これはARROWS史上最高の画素数となる。5群5枚のレンズを持つモジュールが大きいので、わずかながらカメラ部が筐体から出っ張っている。インカメラは約130万画素のCMOSセンサーを採用している。これらに富士通独自の画像処理エンジン「Milbeaut Mobile」を組み合わせている。キレイでカンタンな撮影を目指し、カメラのUI(ユーザーインタフェース)は全面刷新され、見た目がシンプルになった。撮影画面を右方向にフリックするとシームレスにギャラリーが表示されるのも便利だ。

photophoto アウトカメラはソニー製の「Exmor R for Mobile」を採用している。ほんのわずかではあるが筐体から出っ張っている。インカメラは、画面右上に130万画素のCMOSカメラを搭載する
photophoto 全面刷新されたカメラUI。かなりシンプルになり、フリックするとギャラリーにシームレスに移行できる
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年