auのHTC製スマートフォン「HTC J butterfly HTL21」のUI(ユーザーインタフェース)には、最新の「HTC Sense 4+」が採用されている。このHTC Sense 4+ではどんなことができるのだろうか。HTC J butterflyのホーム画面を操作しながら見ていこう。また、筆者はHTC J butterflyをすでに2カ月ほど使い続けているが、今も動きがサクサクなのか、あらためてチェックした。
まずはスマホの入口ともいえるロック解除画面。ここでは、画面下部に表示されたリングを上方向にドロップすると、リングがぐぐっと拡大しながらロックが解除される。このロック画面にはショートカットも設置できる(後述する)。
ホーム画面は横方向にフリックをしてページ(パネル)を切り替えるオーソドックスなタイプ。壁紙は1枚のものが固定されており、ページを切り替えても壁紙の表示部分は変わらない。切り替わるのは(ページに設置した)アプリやウィジェットのみで、立体的に切り替わるのが心地よい。ホーム画面上でピンチインをするか「ホーム」のページ上でホームキーを押すと、全ページがサムネイルで表示され、ここからページの入れ替えと、追加・削除ができる。ホーム画面は7ページまで増やせる。
ホーム画面下部に固定される「ドック」は4つまで設定可能。このドックに設置したアプリは、ロック解除画面のショートカットとしても表示され、アプリのアイコンをリングにドロップすると、ホーム画面を経由せずにそのアプリが起動する。ドック用のアプリはホーム画面上で任意のアプリをドラッグ&ドロップするだけで手軽に設置できる。
ホーム画面の何もないところを長押しすると、編集画面に切り替わる。画面上部にはホーム画面のサムネイル、その下にはウィジェット、アプリ、ショートカットの一覧が表示される。まず、カスタマイズしたいページのサムネイルをタップすると、そのページ周囲に水色の枠が付く。その後、目当てのアプリやウィジェットをタップすると、そのページに設置される。ホーム画面のレイアウトを見ながら編集できるので、どのページに(ショートカットやウィジェットの)余裕があるか分かって便利だ。なお、この編集画面では、ウィジェットを一覧またはキーワードから検索ができる。ウィジェットは(編集画面では)1画面に4つまでしか一覧が表示されず、たくさんのウィジェットがあると目当てのものが探しにくいためだろう。
ドック中央にある四角形のアイコンをタップすると、アプリトレイ(アプリ一覧)が現れる。こちらも横スクロール型だ。全アプリを表示する「すべて」、auのオリジナルアプリなどを表示する「KDDI」、よく使うアプリを表示する「良く使う」、ダウンロードしたアプリを表示する「ダウンロード」という4つのタブで分けられている。ここでアプリアイコンを長押しするとホーム画面に切り替わり、空いている好きな場所にショートカットを置ける。また画面左上の「アンインストール」にドロップすると、そのままアンインストールができる。
アプリトレイのサブメニューからアプリを並び替えたり、タブの表示順を変えたりできる。KDDI、ダウンロード、良く使うタブは非表示にもできる。さらに、特定のアプリをホーム画面上から非表示にすることも可能だ。自分の使用スタイルに応じてこれらの設定を活用するといいだろう。
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