赤ちゃんが泣き止んだら、今度は笑顔になってもらいましょう。Toca Bandは、たくさんの不思議なキャラクターが音を奏でてくれるアプリ。気に入ったキャラをステージの上に並べていくと音楽が鳴り出します。星形のステージにキャラクターを立たせるとソロ演奏シーンになり、タップするとさまざまなパフォーマンスをみせてくれます。
赤ちゃんが気に入るような音になっているのか、実際に生まれて3カ月の赤ちゃんに聞かせてみたところ興味を示したという声も。楽器を鳴らすような遊び方もできるので、子供が成長してからも親子一緒に楽しめます。
「Little Fox Music Box Kids songs」は、海外の童謡を聴きながらインタラクティブ絵本として楽しめるアプリ。曲は「Old Mac Donald」「London Bridge」「Evening Song」の3曲が収録され、曲ごとに異なる「動く絵本」で遊べます。
曲を選ぶと動く絵本の画面が表示され、あちこちをタップすると、キャラクターがさまざまな動きを見せてくれます。Evening Songは疲れているママを癒してくれるやさしい音楽。親子で楽しみ、リラックスできるアプリに仕上がっています。250円と、今回取り上げた中ではちょっと値段が高めのアプリですが、曲や絵のクオリティの高さは一見の価値があります。
おやすみ前のおとえほんは、子供を寝かしつける時に便利な絵本アプリ。アプリをみながらママやパパが昔話を読んであげられるのはもちろん、声の録音もできます。例えば、おじいちゃんやおばあちゃんの声で録音して、それを聞かせてあげるようなこともできるのです。さらに、アプリには女優の南果歩さんのナレーションも収録されているので、読み聞かせの参考になります。
昔話は「したきりすずめ」「わらしべちょうじゃ」「さんまいのおふだ」を収録。このアプリはシリーズになっており、ほかのアプリには「かさじぞう」「つるのおんがえし」「はだかの王様」「赤ずきん」「シンデレラ」といった有名な昔話の数々が収録されています。
このアプリを教えてくれたママの子供はまだ3カ月で、絵本は早いのでは? と思ったのですが、「赤ちゃんはママの声を聞いていると安心するので、いつも話しかけているようにしているけど、赤ちゃん相手の話はなかば“ひとりごと“で返事が返ってくるわけじゃないから、一日中だときついときもあって……。そんなときには絵本を読んであげるので、このアプリが便利なんです」と教えてくれました。録音機能もついているので、手がふさがっているときには、録音した声で昔話を聞かせてあげるのもいいかもしれません。
読み聞かせアプリに大枚をはたくのはちょっと――という人におすすめなのが、こえほん。無料のアプリに1冊の昔話(ブレーメンのおんがくたい)が入っており、自分の声やナレーターの声で読み聞かせができます。物語は追加購入する形で、1冊あたり85円。2月19日時点で世界の童話64冊、日本の昔話40冊が用意されています。
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