アプリの一覧を表示するアプリトレイも、機種によって表示内容や操作法が異なる。まずスクロール方法はdocomo Palette UIのみが縦(上下)で、ほかは横(左右)だ。docomo Palette UIには「最近使ったアプリ」「ドコモサービス」「Google」「ダウンロードアプリ」などのタブが用意されており、カテゴリーごとに探しやすい。使わないタブはタップして閉じておけば、見た目が煩雑にならずに済む。ELUGA Xのアプリトレイは画面半分にしか表示されないので一覧性には乏しいが、片手操作を重視する人にはうれしい。
1画面あたりの表示件数は、6×5(30個)のOptimus G proが最も多い。意外と便利なのが、Optimus G pro、Xperia Z、HTC J butterflyで利用できるキーワード検索。たくさんアプリをインストールすると、どこにどのアプリがあるのか分かりにくくなるので、いざというときにキーワードで探せるとありがたい。アプリトレイ内の条件別並び替えは、docomo Palette UIを除いて可能。アプリトレイのアプリアイコンを長押し→ドラッグしての並び替えは、HTC J butterflyを除き可能。Optimus G proとXperia Zではアプリトレイ内にもフォルダを作成できる。
「設定」→「アプリケーション」にアクセスせず、アプリトレイから直接アプリをアンインストールするのは、どの機種でも可能だ。アプリトレイ内でアプリアイコンを長押ししすると、アンインストール可能なアプリには、アンインストールするためのショートカットが現れる。
特定のアプリを非表示にできる設定は、この中ではARROWS XのNX!ホームとOptimus G proのLGホーム、HTC J butterflyが対応している。「ちょっと人に見られたくないアプリがある」という人にはありがたい機能だ。
スクロール | 1画面の表示件数 | 条件別に並び替え | 手動で並び替え | キーワード検索 | アプリ非表示 | 直接アンインストール | |
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docomo Palette UI | 上下 | 5×4(20個) | − | ○ | − | − | ○ |
ARROWS X F-02E(NX!ホーム) | 左右 | 5×4(20個) | 名前順、インストール順、よく使う順、カテゴリー | ○ | − | ○ | ○ |
Optimus G pro L-04E(LGホーム) | 上下 | 6×5(30個) | 名前順、インストール順 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ELUGA X P-02E(フィットホーム) | 左右 | 4×4(16個) | 名前順、インストール順、よく使う順、カテゴリー順 | ○ | − | − | ○ |
Xperia Z SO-02E(Xperiaホーム) | 上下 | 5×4(20個) | 名前順、インストール順、よく使う順、 | ○ | ○ | − | ○ |
HTC J butterfly HTL21(HTC Sense) | 左右 | 5×4(20個) | 名前順、インストール順 | − | ○ | ○ | ○ |
ロック解除画面とホーム画面の変更方法は機種によって異なる。以下に設定方法を紹介しておく。Optimus G pro、ELUGA X、Xperia Zではロック解除画面だけを変更することもできるので、メーカー独自のロック解除画面にして、ホームはdocomo Palette UIにするといったことができる。
ARROWS X F-02E
※ロック解除画面は1種類しか用意されていない。
Optimus G pro L-04E
Xperia Z SO-02E
※「設定」→「優先アプリ設定」→「一括設定」からロックとホーム画面をdocomo Palette UIかXperiaホームに一括で設定できる。
ELUGA X P-02E
HTC J butterfly HTL21
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