写真で解説する「シンプルスマホ 204SH」使いやすいのは“シニア”だけじゃない(2/3 ページ)

» 2013年05月13日 09時00分 公開
[房野麻子,ITmedia]

悩むことなく使えるシンプルなホーム画面

 ホーム画面は、大きなボタンや文字が見やすい「シンプルラインホーム」を採用する。用意するホーム画面はこの1種類のみで、上下スクロールだけですべての機能を利用できる。時計と天気を上部に表示して、その下に「カメラ」や「インターネット」(Webブラウザ)、「地図」などのよく使う6つのアプリと、ニュース、天気、乗換案内のボタンが続く。画面上部のステータスバーには矢印があり、通知パネルの存在が分かりやすい。そのほかの機能は「つながる」「便利機能」「調べる・楽しむ」「見る・聴く」「あんしん機能」の5つのカテゴリに分類して表示する。なお、OSはAndroid 4.0を導入しているが、Google Playには非対応だ。新たなアプリを追加できないが、一通りのアプリはそろっている印象だ。

 ホーム画面下部には、よく連絡する相手先を最大4件まで登録でき、素早く電話やメールができる「楽ともリンク」のボタンを配置する。ボタンは相手の顔写真や好みのアイコンに変更できる。

大きなボタンで構成したホーム画面。端末のホームボタンを押すと、いつでもこの最上部の表示に戻る(写真=左)。通知パネルはマナーモードの設定と自動画面回転のオンとオフ、音声操作起動のボタンのみとシンプルだ(写真=中)。そのほかの機能は5つのカテゴリに分けて表示する(写真=右)


各種機能の一覧。FacebookやTwitter、ネットラジオもプリセットしているなど、内蔵アプリだけでも充実している

ホーム画面下部の4基のボタンに、よく連絡をとる相手を登録できる「楽ともリンク」。ボタンには顔写真やアイコンを利用できる(写真=左)。登録は電話帳から(写真=右)

 独自機能として、画面表示の一部を拡大できる「かんたんズーム」を備える。内蔵アプリはすべて、このズーム機能に対応している。画面下部にある虫眼鏡ボタンを押すと、画面の一部を虫眼鏡でのぞいたように拡大表示できる。虫眼鏡は自由に動かすことができ、拡大表示中のボタンやリンクを押してリンク先に移動することも可能だ。通常、拡大表示できないスマートフォン向けのWebページも拡大できるので、小さい文字も読みやすくなる。

正面下部の虫眼鏡ボタンを押すと画面上に拡大鏡が出現し、その中の表示を拡大する。拡大鏡は画面をなぞって動かすことができ、拡大表示中のボタンやリンクも有効になっている

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年