有効約1310万画素のカメラには、裏面照射型CMOSセンサーを採用。F 1.9の明るい新開発レンズを搭載し、暗い場所でもノイズを抑えることができる。また、従来から搭載されていた、レンズが駆動することで手ブレを抑える「光学式手ブレ補正」の精度もアップ。暗所でもブレの少ない写真が撮影可能だ。音声でカメラ関連の機能を操作する「Voice Shot」にも引き続き対応しており、「シャッター」「はい、チーズ」などと喋りかけるだけでシャッターを切れる。
カメラのユーザーインターフェイス(UI)の仕様も変更された。今回採用する「シンプルカメラUI」は、設定ボタンやシャッターキーなどが文字通りシンプルに並ぶUI。前モデルはボタンに現在の設定内容などが表示され、やや煩雑な印象があった。SH-06Eでは、シンプルなアイコンに変更されたことで全体の統一感が高まっている。初見でも迷わず操作できそうだ。
音楽機能が強化されたことにも注目したい。高級オーディオにも使用されるWolfson社の高音質LSIを搭載し、解像感が高いサウンドを楽しめるほか、楽曲データを効率よく処理するシャープ独自の技術を採用し、連続再生最長75時間を実現した。また、独自の音楽プレイヤー「ミュージック」を標準搭載。同アプリでは、「Dolby Moblie」のサウンド効果を任意で設定できるほか、Twitterに再生中の楽曲をつぶやいたり、アーティストに関する情報をWebやWikipedia、Facebook、YouTubeで検索することもできる。
シャープ独自のUI「Feel UX」も改良された。UIの動きに合わせて音と微細なバイブレーションで物を動かしているような “感触”が得られる「サウンド・タッチフィードバック」に対応するほか、テーマの選択肢が従来モデルよりも広がり、より自分好みの仕様にしやすくなった。また、スマホ初心者でも無理なく操作できる「シンプルモード」もサポート。このモードでは、「アプリ」「ウィジェット」「ショートカット」の3列が並ぶ「3ラインホーム」が1列になり、アイコンが大きく表示される。
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