2日目は、朝早く起きて糸島エリアをドライブ。レンタカーで借りたプリウスにカーナビタイム for Smartphoneをインストールしたスマートフォンを取り付けて、あらかじめ調べておいた目的地を順に巡っていく計画だ。最初の目的地は、海がきれいな芥屋(けや)海水浴場。
余談だが、カーナビタイム for Smartphoneをクルマのダッシュボードに固定する際には、ナビタイムジャパンのスマートフォンホルダー「CKT-01」を利用した。価格は3980円。オンラインショップや大手通販サイトなどで入手可能なので、普段クルマにスマートフォンを固定するためだけでなく、旅行でレンタカーを借りる際にもぜひ持って行きたい一品だ。
スマートフォンホルダーには、ゲル状の吸盤が付いていて、幅84ミリまでのスマートフォンをダッシュボードにしっかり固定できます。色も白のほかに黒、赤も用意されているので、好みのものを選ぶといいでしょう。また、カーナビタイム利用中はスマートフォンバッテリーを消費するため、車載充電アダプターも用意するとなお安心です。
さて話を戻すと、福岡市内から芥屋海水浴場へは、都市高速環状線と福岡前原道路を経由して1時間ほどで移動できる。カーナビタイム for SmartphoneにNAVITIME IDでログインすると、NAVITIMEと連携し、過去に検索したスポットの履歴が参照できるため、目的地の設定は容易だ。履歴から芥屋海水浴場を選び、ナビを開始すると、ほどなく都市高速の入り口へとガイドされた。
この日は朝早くホテルを出たので、福岡都市高速環状線、西九州自動車道、そして一般道とも渋滞はなく、カーナビタイム for Smartphoneのおかげで、道に迷うこともなくスムーズに目的地に到着した。芥屋海水浴場は、この時期はまだ泳ぐことはできなかったが、きれいな海岸の散歩を楽しめた。
高速道路では、「オービス通知機能」が、旅行で浮かれた気分をしっかり引き締めてくれます。この機能は、全国のオービス設置地点を地図上に表示してくれるもので、オービスが近づくと音声で安全運転を促してくれるんです。旅行となるとつい気分も開放的になり、スピードを出してしまったりしがちですが、楽しい旅行を台無しにしないためにも、こうした機能はありがたいですね!
都会の騒がしさを離れて、静かに波が打ち寄せるきれいな砂浜でひとときを過ごすと、おなかもすいてきたので腹ごしらえに朝食が美味しいカフェへ。
テラスで海風に当たりながらのんびりと朝食を食べた後は、縁結びや夫婦円満のシンボルとされる二見ケ浦の夫婦岩まで足を伸ばす。二見ケ浦は、カフェから車で15分ほどの距離だ。鳥居の下で、2人の仲がより深まるよう、彼女と一緒にお祈り。西に開けた海岸は夕日がきれいなことでも有名らしく、夏至の日には、二見ケ浦の夫婦岩を鳥居の正面から見ると、2つの岩の間に夕日が沈むのが見られるという。今回は午前中の訪問だったが、次回はぜひ夕方来たいね、と話をしてその場を後にした。
縁結びのお願いがすんだら、次は学問・至誠・厄除けの神様である天神様(菅原道真公)を奉る太宰府天満宮へ。糸島から太宰府へは、カーナビタイム for Smartphoneによると、再び西九州自動車道から福岡都市高速環状線を経由して月隈ジャンクションから向かうルートがいいらしい。
さて高速に乗るか、と思ったが、その前にちょっと休憩を挟むため最寄りのコンビニエンスストアに寄った。こんなとき、ルート案内画面からコンビニのアイコンを選んで目的地に設定するだけで、すぐにリルートしてくれた。
ちなみにこの西九州自動車道と都市高速環状線が接続する福重ジャンクションの部分、以前は都市高速1号線と都市高速5号線がY字に接続されていて、1号線から5号線、もしくは5号線から1号線に直接に抜けられる環状ルートは2012年7月21日に開通したばかりです。古いカーナビの地図では接続されていないケースもあるのですが、カーナビタイム for Smartphoneの地図はしっかり環状線になっています。このように通信型ナビでは、最新の開通道路にすぐに対応できるのもポイントです。
太宰府天満宮へは1時間ほどで到着。太宰府天満宮の周辺には駐車場がたくさんあるが、満空情報が取得できるカーナビタイム for Smartphoneのおかげで迷わず空いている駐車場に車が止められた。
太宰府天満宮では、まずお参りをして、その後すぐそばにあったおみくじに挑戦。彼女は中吉、僕は吉だった。NAVITIMEでスポット情報を見てみると、太宰府天満宮が京都の北野天満宮と並んで全国の天満宮の総本社といわれていることなどが分かる。本殿は1591年(天正19年)に小早川隆景が寄進したもので、国の重要文化財に指定されているという。
お参りの後は、名物を食べたくなるのが人情。ということで参道に回って梅が枝餅のお店をのぞいて回り、おいしそうな焼きたての梅が枝餅を購入。お店の名前は「やす武」。気に入ったのでNAVITIMEのお気に入りに記録し、Twitterでもツイートした。
そうこうしているうちに昼ご飯の時間になったので、めんたいこで有名なふくや太宰府店に入った。
おなかも満足したところで、時間に余裕があったので、NAVITIMEで「他のユーザーはこんなスポットも見ています」に出てきた九州国立博物館へ。僕の個人的な趣味に走ってしまったが、彼女も楽しんでくれたようだ。
博物館を回った後は、車で博多に戻る。帰りもカーナビタイム for Smartphoneに任せておけば安心だ。都市高速からスムーズに福岡市内に戻ることができた。
太宰府から福岡市内に戻ったのは午後3時半頃。飛行機の時間まではまだ少しあるので、神尾さんのアドバイスに従って、最後にちょっと変わったカフェに行くことにした。造船所の横にあるカフェ、港カフェ breath。やや分かりにくい場所にあったが、カーナビタイム for Smartphoneはちゃんとナビゲートしてくれた。
Breathは民家を改造した2階建てのカフェで、少し懐かしい感じのする、味がある内装が特長の店だ。窓の外には博多湾や都市高速の大きな橋が見える。港の近くで繁華街からは少し離れているせいか、テーブルについてメニューを見ているだけでなんだか落ち着く。
いつまでものんびりしていたかったが、この2日間に行ったところや見たものの話を止めどなく続けていたら、あっという間に時間が過ぎて、そろそろ空港へ向かわなくてはいけない時間になっていた。あらかじめカーナビタイム for Smartphoneで調べておいた所要時間を考え、店を出た。
NAVITIMEでは、ぐるなび、Hot Pepperなどと提携しているので、検索時に詳しいお店情報や写真、クーポンなども確認できます。お店が分かりにくいところでも外観写真などが確認できますし、席数が確認できるのも気が利いています。
市内でレンタカーを返却し、空港には飛行機が出る1時間前に到着した。運転している間は飲めなかったビールを飲んで、市内で食べなかったラーメンを食す。たった2日間だったが、思った以上に効率的にいろいろなところを回れて、なんとも満足度の高い旅行だった。彼女も、一緒に思い出の場所や有名な観光地に行けて楽しかったようだ。
それもこれも、NAVITIMEとカーナビタイム for Smartphoneのおかげだ。スマートフォン上で、ここまで至れり尽くせりのナビとガイドが受けられるとは、正直思っていなかったが、移動前に次の目的地への所要時間やルートが把握でき、道に迷う心配がないので、慌てることなく彼女を案内できたのは本当によかった。スマートフォンには、入れておかなくちゃいけないアプリだと思う。また東京に戻ってからも、ぜひNAVITIMEを使ってみたいと思った。
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提供:株式会社ナビタイムジャパン
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年8月11日
福岡への旅行で「NAVITIME」と「カーナビタイム for Smartphone」を活用して分かったのは、ナビタイムジャパンの細やかな気配りと日々の情報更新による情報の信頼性の高さ。その実現の裏で同社はどんな活動をしているのか。ジャーナリストの神尾寿氏が聞く。