Mailbox、To-Doアプリ「Orchestra」を9月に終了へ

» 2013年07月29日 11時28分 公開
[ITmedia]

 米DropboxのMailboxチーム(元Orchestra)は7月26日(現地時間)、iOS向けTo-Doリストアプリ「Orchestra」の提供を9月6日に終了すると発表した。

 アプリメーカーのOrchestraは2011年に創業と同時期にアプリのOrchestraをリリースし、2012年9月にこのアプリへのユーザーからのフィードバックを新たなメールクライアントアプリ「Mailbox」に反映させ、その時点でOrchestraの開発を中止してMailboxにリソースを集中した。

 Orchestraは、ユーザーがメールをTo-Doリスト代わりに使っていることから発想したアプリだが、Mailboxはその着想をさらに発展させ、メールの受信箱(mailbox)をTo-Doリストのように使えるようにすることを目指したという。MailboxにはTo-Doリスト機能が搭載されている。

 mailbox Orchestraのタスク一覧画面(左)、Mailboxにもタスクリスト機能がある(右)

 Mailboxは今年2月のリリース以来爆発的な人気を博して順番待ち状態だったが、3月にDropboxがOrchestraを買収した後、順番待ちは解消している。

 Orchestraは9月6日にアプリストアから削除される。既存ユーザーはアプリを起動することはできるが、同期やタスクの委任などのクラウド機能およびサポートは利用できなくなる。

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