ソフトバンクモバイルでは初となる京セラの“DIGNO”ブランド端末「DIGNO R 202K」は、幅60ミリと持ちやすいサイズのボディに約4.3インチのHD(720×1280ピクセル)TFT液晶を搭載した、重さ約94グラムの“世界最軽量”モデルだ。
第1回では、そんなDIGNO Rの持ちやすさとサイズ感を調べた。また、バッテリーの交換や外部メモリの使い方、付属品の紹介など、ハードウェア全般について見ていこう。
“世界最軽量”をうたい夏モデルの中でもかなりコンパクトな印象のDIGNO Rだが、実際の持ちやすさはどうなのだろうか。本体サイズは60(幅)×122(高さ)×10.4(厚さ)ミリで、男性はもちろん小柄な女性の手にもすっぽり収まる。また、片手で端末を握りしめた際に、親指と中指がしっかりくっつくほどだ。手になじむラウンドフォルムにより、片手での操作も快適だ。約4.3インチのHDディスプレイは、小柄な女性の手でも全体に指が届くようになっている。
本体サイズ58.6(幅)×123.8(高さ)×7.6(厚さ)ミリのiPhone 5と比べると、背面のラウンドフォルムが良く分かる。iPhone 5よりDIGNO Rのほうが、長さがやや短くなっている。
実際に94グラムは、どれくらいの軽さなのだろうか。身近なものでは、PCのマウスがある。マイクロソフトの「Wireless Mobile Mouse 3500」を量ると、約93グラムとほぼ同じ重さだった(単三形エネループ1本を装着)。なお、同じ条件で計測したDIGNO Rは約92グラムとスペック上の数字より約2グラムほど軽かった。
また、先ほど比較したiPhone 5の重さは約112グラム。見た目のサイズ感は変わらないが、手に持ったときの印象は大きく異なる。DIGNO Rは少しでも小さく軽い機種が欲しい人には注目の1台だ。
DIGNO Rのバッテリーは内蔵式のため、ユーザーは交換できない。バッテリー容量は1800mAhで、ほかの夏モデルと比べるとちょっと心もとない。ただ省電力機能が豊富に用意されているので、これをうまく使いたい。省電力機能の詳細については、次回以降の“ここ”知りで紹介する予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.