第2回 ドコモ「あんしんパック」でGALAXY S4が新品同様に!「GALAXY S4」ロードテスト(2/2 ページ)

» 2013年08月20日 18時05分 公開
[太田百合子,ITmedia]
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覚えておきたい、おサイフケータイの移行方法

 筆者の場合、メールやカレンダー、写真などは、クラウドサービスのGmailやGoogleカレンダー、Google+を使って管理しているため、端末を引っ越しても不都合はほとんどないが、一方で面倒なのが、おサイフケータイ対応の各種電子マネーだ。ついこの間、ケータイからスマホに電子マネーを移行したばかりだというのに、まさかそれからわずか1週間で、今度はスマホからスマホへの引っ越しを経験することになるとは……。苦い体験ではあるものの、せっかくの機会なので、下記に各電子マネーのスマホ→スマホ間の引っ越し手続きの方法をまとめた。機種変更の際にでも、参考にしていただきたい。

モバイルSuica

 旧端末で「会員メニュー」→「携帯電話の機種変更」→「機種変更する」を選び、新端末にアプリをインストール&ログインすれば、機種変更できる。

楽天Edy

 楽天会員IDを使ってチャージしている場合は、旧端末で「機種変更・その他」→「機種変更」→「楽天Edyオンライン」へアクセス。「おサイフケータイ→楽天Edyオンライン」を選んで、金額を入力する。新端末で同様に「楽天Edyオンライン→おサイフケータイ」を選び、同金額を入力すれば移動できる。

 クレジットカードでチャージしている場合は、旧端末で「機種変更・その他」→「機種変更」→「お預け」を選んで、名前、生年月日、電話番号、パスワードを入力。新端末で同様に「お受け取り」を選び、電話番号、パスワードを入力すると受け取れる。

 楽天会員IDがない場合は、1回105円の「お預けサービス」を利用する。

nanaco

 旧端末で「機種変更」から会員メニューに進み、「引継番号発行開始」をタップして、番号を控える。新端末で「機種変更手続き」→「引継番号入力へ」に進み、番号と会員メニュー用パスワードを入力して、「機種変更手続き開始」をタップする。

waon

 旧端末で「お客さまメニュー」→「機種変更手続き」から残高とポイントを保管。「機種変更反映用パスワード」を控える。新端末で「正気登録画面」から「機種変更反映」に進み、「機種変更反映用パスワード」を入力すると残高とポイントがダウンロードされる。

iD

 Wi-Fiを切った状態でアプリを起動。旧端末で「機種変更」からカードを選択して、カード情報を預け入れするとアクセスコードが発行されるので控える。新端末で「スタート」から預け入れしたカードを選択。「預入したカード情報の受取」からアクセスコードを入力すると、カード情報が受け取れる。

スマホのカバーは結局、角が肝心だと思い知る

 交換申し込みから2日後、新しい端末が届いたので、再びS Viewカバーを装着する。ただし前回の経験から、S Viewカバーだけではディスプレイを守り切れないと判断し、新たにキズ防止フィルムを貼ることにした。

 このディスプレイにフィルムを貼った――という安心感から油断したのだろうか。なんとこの直後に再び手を滑らせて、交換したてのGALAXY S4を床に落としてしまったのだ。

 今回は屋内だったこともあり、幸いにもディスプレイが割れるような事態にはならなかったが、床に激突したはずみでGALAXY S4の角がほんの少しへこんでしまった。S Viewカバーとキズ防止フィルムならディスプレイが傷つくのは防げるかもしれないが、落下した際の過重が集中する角は保護できないということだ。さすがにもう壊すわけにいかないし、そのリスクは回避したい。そこで非常に残念だが、GALAXY S4購入のきっかけでもあるS Viewカバーの使用を断念することに決めた。

photo 購入したキズ防止フィルム。「こんなことになる前に。」というコピーが胸に刺さる。もっと早く貼っておくべきだった……

 なお、サードパーティー製の製品では、端末の角をガードしながら、なおかつ純正のS Viewカバー同様、サブディスプレイ機能が使えるカバーというのも発売されている。フリップ部にマグネットが仕込まれていて、純正カバー同様、閉じると画面が黒くなり、サブディスプレイ部分に時計が表示されるしくみ。着信時にはこの小窓の操作で電話を受けられるのも、純正のS Viewカバーと同等だ。

 筆者も、とあるオンラインショップでこのようなカバーを1つ買ってみたのだが、マグネットが強力すぎるのか、フリップを開いて端末の背面に回している状態でも画面が反応してしまい、操作中にたびたびディスプレイが消灯してしまう。サブディスプレイの機能を優先するか、それとも端末をしっかり守れるものにするか。二者択一を迫られて、筆者は結局、後者を優先することにした。

photophoto サードパーティー製のGALAXY S4カバー。S Viewカバーと同様にサブディスプレイ機能が利用できる。色、デザインともに様々なカバーが発売されている(写真=左)。結局、オンラインショップで入手したストラップホール付きのカバーを装着(写真=右)。ストラップをつけることで、より安定して持てるようになった。S Viewカバーと比べて、うっかり落とすリスクはぐっと低くなった(と思う)……

太陽光下の有機EL、フィルムを貼ると見やすさはどうなる?

 さて、GALAXY S4にキズ防止フィルムを貼ったことで気になるのが、最大の魅力でもあるディスプレイの視認性がどう変化するのかということ。実際に使用してみると、映り込み具合に多少変化はあるものの、屋内では見やすさ・美しさが損なわれることはないように思う。では、屋外ではどうだろうか。

 素子自体が発光する有機ELは液晶のようにバックライトを持たないため、液晶ディスプレイに比べて明るい場所が苦手だと言われる(輝度を上げづらい)。暗い場所では抜群に美しいフルHDのSuper AMOLEDディスプレイだが、屋外での見やすさはどうだろうか。またフィルムを貼った状態でも変わらず見やすいのか。これ以上ないくらいに明るい、沖縄の照りつける太陽の下で、見え方をチェックしてみた。

photophotophoto 沖縄の太陽光の下、日陰、屋内と3カ所で、見え方はこのように変わる。輝度はいずれも最大に固定してあるが、条件を整えて撮影した写真ではないため、あくまでも参考程度に見てほしい

 さすがに太陽の下では画面が黒くなって視認性が悪く、映り込みもしてほとんど画面が見えない。ただしその見え方はこれまで使っていたケータイや液晶ディスプレイを搭載するスマホと大差ない。有機ELだから特別に見づらいとは感じられなかったし、フィルムを貼った影響もほとんどなさそうだ。とにかく、これでようやくGALAXY S4を安心して持ち歩けそうだ。

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