CEATEC JAPAN 2013の開幕前日の9月30日にNTTドコモはブースの事前公開を行い、GALAXY Note 3とGALAXY Gearを展示した。NTTドコモにおける製品の取り扱いやスペックについては明らかにしていない。
ブースでは、新しいユーザーインタフェースとして導入した「エアコマンド」やペンで入力した手書き文字をほかのアプリで簡単に利用できる「アクションメモ」、そして、マルチディスプレイ環境で起動したそれぞれのアプリにおいてドラッグアンドドロップでデータを共有する操作を実際に試すことができる。
NTTドコモがGALAXY Note 3の特徴として最も重視するのが「エアコマンド」だ。Sペンを画面に近づけてボタンをクリックすると扇型のパレットが現れて、Sペンで利用できる機能を呼び出せる。スタッフの説明によると、AIR COMMANDはSペン利用を重視したラウンチャーなので、呼びだせるアプリはユーザーでカスタマイズできないという。
エアコマンドから起動できる「アクションメモ」は、Sペンで入力した手書きデータを従来のように画像で保存するだけでなく、テキストデータとしてほかのアプリに渡すことで、検索サービスやマップなどを手書き入力でも簡単に利用できるようにした。名前と電話番号を手書きで入力すれば、電話をかけたり連絡先に登録できたりするほか、検索のキーワードとしてもそのまま利用できる。
マルチディスプレイ環境では、2分割したそれぞれのアプリの一方でデータを選択して、別なアプリを表示しているエリアにドラッグしてドロップすると、そのままドロップしたアプリに貼り付けることができる。例えば、ギャラリーアプリで画像を選択して、もう一方に表示しているメールアプリにドロップすると添付ファイルにできるほか、インスタントメッセージにドロップすると、そのまま相手にファイルを送ることが可能だ。
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