NTTドコモブースのGALAXY Note 3&GearでLINEを使うCEATEC JAPAN 2013(1/2 ページ)

» 2013年09月30日 18時52分 公開
[長浜和也,ITmedia]

薄くスリムに、そして、ペン操作はもっと便利に

 CEATEC JAPAN 2013の開幕前日の9月30日にNTTドコモはブースの事前公開を行い、GALAXY Note 3とGALAXY Gearを展示した。NTTドコモにおける製品の取り扱いやスペックについては明らかにしていない。

 ブースでは、新しいユーザーインタフェースとして導入した「エアコマンド」やペンで入力した手書き文字をほかのアプリで簡単に利用できる「アクションメモ」、そして、マルチディスプレイ環境で起動したそれぞれのアプリにおいてドラッグアンドドロップでデータを共有する操作を実際に試すことができる。

NTTドコモのスタッフが“個人的に”使っているGALAXY Note IIとGALAXY Note 3でサイズを比較する。GALAXY Note 3は“II”より薄く細くなった

 NTTドコモがGALAXY Note 3の特徴として最も重視するのが「エアコマンド」だ。Sペンを画面に近づけてボタンをクリックすると扇型のパレットが現れて、Sペンで利用できる機能を呼び出せる。スタッフの説明によると、AIR COMMANDはSペン利用を重視したラウンチャーなので、呼びだせるアプリはユーザーでカスタマイズできないという。

Sペンを使ってデバイスの操作をより一般的にする「エアコマンド」では、扇型のパレットからSペンで利用できる機能を起動できる

 エアコマンドから起動できる「アクションメモ」は、Sペンで入力した手書きデータを従来のように画像で保存するだけでなく、テキストデータとしてほかのアプリに渡すことで、検索サービスやマップなどを手書き入力でも簡単に利用できるようにした。名前と電話番号を手書きで入力すれば、電話をかけたり連絡先に登録できたりするほか、検索のキーワードとしてもそのまま利用できる。

アクションメモで手書き入力をして枠指定をすると、記入したエリアを自動で囲ってくれる。そのウインドウで利用したいアプリを起動するとテキストデータに変換して利用できる

 マルチディスプレイ環境では、2分割したそれぞれのアプリの一方でデータを選択して、別なアプリを表示しているエリアにドラッグしてドロップすると、そのままドロップしたアプリに貼り付けることができる。例えば、ギャラリーアプリで画像を選択して、もう一方に表示しているメールアプリにドロップすると添付ファイルにできるほか、インスタントメッセージにドロップすると、そのまま相手にファイルを送ることが可能だ。

2分割したウインドウのそれぞれでメールアプリとギャラリーアプリを起動し、ギャラリーアプリで選択した画像をメールアプリにドロップすると、そのまま添付できる

マルチディスプレイにはEvernoteやLINEも対応した。ギャラリーアプリで選択した画像をLINEにドロップして送信することもできるし、複数の相手とLINEを使うことも可能だ

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