米調査会社IDCは10月30日(現地時間)、2013年第3四半期(7〜9月)のメーカー別世界タブレット出荷シェアを発表した。2位の韓国Samsung Electronics(GALAXYシリーズ)が出荷台数を前年同期比で123%伸ばし、首位の米Apple(iPadシリーズ)との差を18.6ポイント縮めた。
同四半期のタブレット全体の出荷台数は36.7%増の4760万台だった。
Appleのシェア減少の主な理由は、同社が2四半期にわたってiPadの新モデルを発売していないことだとIDCは指摘する。Appleは11月1日に「iPad Air」を発売し、「iPad mini Retina」も11月中に発売する。
ランキングの上位5社はいずれも前年同期比で出荷台数を増やしている。特に4位の中国Lenovo(IdeaPad、ThinkPad、YOGAシリーズ)と5位の台湾Acer(Iconiaシリーズ)は420.7%増、346.3%増とそれぞれ大きく伸びた。
「その他」には、米Amazon.com(Kindle Fireシリーズ)、米Microsoft(Surfaceシリーズ)、米Hewlett-Packard(Slateシリーズ)、米Dell(Venueシリーズ)などが含まれる。
順位 | メーカー名 | 3Q13出荷台数 | 3Q13市場シェア(%) | 3Q12出荷台数 | 3Q12市場シェア(%) | 出荷台数伸び率(%) |
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1 | Apple | 14.1 | 29.6 | 14.0 | 40.2 | 0.6 |
2 | Samsung | 9.7 | 20.4 | 4.3 | 12.4 | 123.0 |
3 | Asus | 3.5 | 7.4 | 2.3 | 6.6 | 53.9 |
4 | Lenovo | 2.3 | 4.8 | 0.4 | 1.1 | 420.7 |
5 | Acer | 1.2 | 2.5 | 0.3 | 0.9 | 346.3 |
その他 | ─ | 16.8 | 35.3 | 13.5 | 38.8 | 25.0 |
合計 | 47.6 | 100.0 | 34.8 | 100.0 | 36.7 | |
(資料:IDC) |
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