メーカー別世界タブレットシェアランキング、SamsungがAppleを猛追調査リポート

» 2013年11月01日 11時32分 公開
[ITmedia]

 米調査会社IDCは10月30日(現地時間)、2013年第3四半期(7〜9月)のメーカー別世界タブレット出荷シェアを発表した。2位の韓国Samsung Electronics(GALAXYシリーズ)が出荷台数を前年同期比で123%伸ばし、首位の米Apple(iPadシリーズ)との差を18.6ポイント縮めた。

 同四半期のタブレット全体の出荷台数は36.7%増の4760万台だった。

 Appleのシェア減少の主な理由は、同社が2四半期にわたってiPadの新モデルを発売していないことだとIDCは指摘する。Appleは11月1日に「iPad Air」を発売し、「iPad mini Retina」も11月中に発売する。

 air 11月1日に発売されたiPad Air

 ランキングの上位5社はいずれも前年同期比で出荷台数を増やしている。特に4位の中国Lenovo(IdeaPad、ThinkPad、YOGAシリーズ)と5位の台湾Acer(Iconiaシリーズ)は420.7%増、346.3%増とそれぞれ大きく伸びた。

 「その他」には、米Amazon.com(Kindle Fireシリーズ)、米Microsoft(Surfaceシリーズ)、米Hewlett-Packard(Slateシリーズ)、米Dell(Venueシリーズ)などが含まれる。

2013年第3四半期のメーカー別世界タブレット出荷トップ5(単位:百万台)
順位 メーカー名 3Q13出荷台数 3Q13市場シェア(%) 3Q12出荷台数 3Q12市場シェア(%) 出荷台数伸び率(%)
1 Apple 14.1 29.6 14.0 40.2 0.6
2 Samsung 9.7 20.4 4.3 12.4 123.0
3 Asus 3.5 7.4 2.3 6.6 53.9
4 Lenovo 2.3 4.8 0.4 1.1 420.7
5 Acer 1.2 2.5 0.3 0.9 346.3
その他 16.8 35.3 13.5 38.8 25.0
合計 47.6 100.0 34.8 100.0 36.7
(資料:IDC)
 idc tablet 世界におけるメーカー別タブレット出荷シェア推移(資料:IDC)

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