感謝祭のオンラインショッピング、4人に1人はモバイルから──IBM調べ

» 2013年12月02日 13時19分 公開
[ITmedia]

 今年の米国の感謝祭(11月28日)のオンラインショッピングでは、売り上げの25.8%がモバイル端末からのものだった──。米IBMが11月29日(現地時間)、「Digital Analytics Benchmark」でこのような調査結果を報告した。

 この調査は、米国の約800のオンラインショップにおける取引データに基づくもの。

 オンラインでの売り上げ全体は前年の感謝祭と比較して19.7%増加した。モバイル端末による売り上げは前年比49%増だった。モバイルのトラフィックはトラフィック全体の42.6%を占め、これは前年比32%以上の伸びという。

 モバイルのトラフィックの内訳では、スマートフォンが26.6%、タブレットが15.3%とスマートフォンが多いが、製品購入はタブレット(16.5%)がスマートフォン(9%)の約2倍だった。1回の購入における価格の平均もタブレットの方が高く、タブレットは126.49ドル、スマートフォンは110ドルだった。

 米AppleのiOSと米GoogleのAndroidを比較すると、オンライン購入の21%がiOS、4.6%がAndroidと、iOSがAndroidの約4.5倍だった。1回の購入における価格はiOSが121.61ドル、Androidは106.44ドル。

 同日、米eBayが発表したデータでも、モバイルからのショッピングの増加が目立つ。同社がeコマースシステムを提供しているサイトへの感謝祭当日のモバイル端末(携帯電話、タブレット、電子書籍リーダー、メディアプレーヤー、ゲーム端末)からのアクセスは前年比130%増、商品の購入は127%増だった。

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