iOS 7は端末の傾き加減によって壁紙が動くのが特徴で、これまでのiPhoneで使っていた壁紙とはサイズも異なってくる。iOS 7の壁紙サイズは744×1392ピクセルで、異なるサイズのものはそれぞれ自動で拡大・縮小される。壁紙の設定は「設定」→「壁紙/明るさ」から行う。「ダイナミック」を選ぶと、より動きのある壁紙になる。壁紙はホーム画面とロック画面それぞれ設定可能だ。
壁紙を動かしたくない場合は、「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「視差効果を減らす」でオン・オフを切り替えられる。
iOS 7から採用された「コントロールセンター」は、画面下部を上方向にスワイプすると表示される。Wi-Fi、Bluetooth、機内モードなど各種機能のオン・オフのほか、上部のバーを左右にスライドさせると画面の輝度を調整できる。「設定」アプリを介する必要があったiOS 6以前と比べて使い勝手は良くなった。
また、寝転がりながらiPhoneを触っていると、画面が自動回転することがある。コントロールセンター右上に表示される矢印アイコンをタップすると、画面の向きをロックできる。
コントロールセンターとは逆に、画面上部を下方向にスワイプすると、「通知センター」が表示される。ここでは、新着メールや不在着信、TwitterやLINEなど各種SNSの新着メッセージなどを一覧できる。
カレンダーに登録したその日の予定が分かる「今日」、あらゆるアプリの通知が表示される「すべて」、24時間以内に対応していない通知が表示される「未確認」の3カテゴリーが用意されている。
コントロールセンターと通知センターは、ロック画面や、アプリを起動中でも呼び出せる。
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