「ZTE nubia 5S」は、5インチ液晶ディスプレイを搭載するハイエンドモデルだ。ディスプレイの解像度は1080×1920ピクセルになる。パネル表面にはコーニングの第3世代Gorilla Glassも組み込んでいる。本体サイズは68.8(幅)×137.7(高さ)×7.6(厚さ)ミリで重さは126グラム。このボディに容量2300mAhのバッテリーを組み込んでいる。
モバイルプロセッサーにクアッドコアのSnapdragon 800シリーズを採用し、RAM容量は2Gバイト、フラッシュROM容量は32Gバイト、または、64Gバイトを用意する。OSは、Android 4.2.2を導入する。
ZTE nubia 5Sで重視するのがカメラ機能だ。メインカメラは有効1300万画素で、CMOSセンサーにはソニーが開発した「Exmor RS」を採用。センサー保護カバーにはiPhone 5sと同じサファイアガラスを使っている。動画の撮影で細かく動く手振れを補正して安定した撮影を可能にする「OIS」(Optical Image Stabilization)機能をZTE nubia 5Sで初めて導入したほか、静止画撮影では、ファインダーに「焦点」と「ホワイトバランス」、そして「測光」で独立した照準アイコンを表示し、それぞれをあわせたい場所に指定できるファインダー画面を用意した。
ZTE nubia 5s miniは、IGZOパネルを導入した液晶ディスプレイを採用する。ディスプレイサイズは4.7インチで解像度は720×1280ピクセル。本体サイズを65.7(幅)×134.8(高さ)×7.6(厚さ)ミリ、重さが120グラムとやや小型軽量にしたモデルだ。カメラ機能はZTE nubia 5s miniでも重視しており、メインカメラは有効1300万画素のExmor RSを採用している。
ただし、モバイルプロセッサーはSnapdragon 600シリーズのクアッドコアタイプ「APQ8064」で動作クロックは最大1.7GHz。RAM容量は2GバイトでフラッシュROM容量は16GバイトとスペックをZTE nubia 5sから抑えて価格も安くすることで、若い世代への訴求を目指すとZTEのスタッフは説明している。(記事掲載当初、IGZOパネル採用の情報で誤りがありました。おわびして訂正いたします)
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