Lenovoブースで「Miix 2.8純正キーボード」を見た2014 International CES(2/3 ページ)

» 2014年01月17日 19時44分 公開
[長浜和也,ITmedia]

“New”ThinkPad X1 Carbonの「可変式」ファンクションキーボード

 「New ThinkPad X1 Carbon」は、プラットフォームにインテルの第4世代Coreプロセッサーを搭載したほか、タッチパネル内蔵ディスプレイを採用しながら初代のThinkPad X1 Carbonとほぼ同じ本体サイズと重さを実現している。タッチパネルを内蔵した上位モデルでは解像度が2560×1440ドットと大幅に向上した。また、キーボードレイアウトでは、最上段のファンクションキーがタッチセンサー式のパネルになり、アサインする機能を切り替えられる「Backlit Adaptive Keyboard」を導入している。

 ファンクションキーの機能割り当ては事前に用意してある4つのパターンで切り替える。なお、ユーザーが機能を割り当てたり配置を変更したりといったカスタマイズはできない。ファンクションキーのパターンはユーザーが操作して切り替えられるほか、起動してフォーカスがあたったアプリケーションによって自動で切り替えることも可能だ。用意しているパターンは、「Home」(ビデオプレイヤーで有効)、「Web Browser」(Internet Explorerで有効)、「Web Conference」(Skypeで有効)、そして、従来のファンクションキーと同じ「Fanction」だ。

New ThinkPad X1 Carbonに導入したBacklit Adaptive Keyboard。設定用ユーティリティでデフォルトのパターンを設定できる

従来のファンクションキーレイアウトのほか、メディアプレイヤーやWebブラウザ、ビデオチャットのそれぞれで使いやすいパターンを用意する

4K2K対応ディスプレイ「ThinkVision Pro 2840m」「ThinkVision 28 4K2K」

 2014 CESにあわせて、4K(3840×2160ドット)の解像度に対応する液晶ディスプレイを複数のメーカーが発表している。Lenovoも「ThinkVision Pro 2840m」「ThinkVision 28 4K2K」を公開した。ThinkVision Pro 2840mは、CADやデータ解析などビジネス利用を想定した28型ディスプレイを搭載した上位モデルだ。スタンドにはディスプレイを横90度に回転できるピボットを備えている。出荷開始は4月の予定で、価格は799ドルになる見込みだ。


CADやデータ分析、画像解析など高画質を求めるビジネス利用を想定したThinkVision Pro 2840m

 ThinkVision 28 4K2Kは、個人で利用する家庭向けのディスプレイという位置づけだ。PCディスプレイとして利用できるほか、ディスプレイ本体に“次世代”Tegra(ということはTegra K1か)を実装し、OSとしてAndroidを導入しているので、単体でもAndroid対応ゲームを起動できる。出荷開始は7月の予定で、価格は1199ドルとなる見込みだ。

ThinkVision 28 4K2Kは、単体でAndroidデバイスとしても利用できる

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