米Appleは1月21日(現地時間)、2012年1月に立ち上げたiPadで学習できるiBooksコンテンツ「iBooksテキストブック」の提供先に、日本を含む51カ国を追加したと発表した。
iBooksテキストブックは、動画や3Dオブジェクト、写真、図版を埋め込んだインタラクティブなマルチタッチ対応の電子教科書。iBooksで販売しており、iPadで直接ダウンロードできる。
日本のiBooksストアでは、本稿執筆時点では英語学習の教科書と英語の教科書が表示される。
Appleはまた、2007年に立ち上げた世界中の大学の授業などを受講できる無料講義コンテンツ「iTunes U」の提供先をロシア、タイ、マレーシアなどに拡大した(日本では既に利用できていた)。
iTunes UとiBooksテキストブックは連係させることができ、例えば受講者はiTunes Uの課題リストにあるテキストブックのタイトルをタップすることで、テキストブックを読むことができる。
iTunes Uの無料講義のダウンロード数は、昨年3月の時点で10億件を超えている。
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