「YOGA TABLET 8」に3G内蔵SIMロックフリーモデル、「IIJmio」プリペイドSIMカードとセット販売500Mバイト分の3G通信付き

» 2014年01月28日 13時30分 公開
[ITmedia]

SIMロックフリーの3G内蔵変形Androidタブレット、「IIJmio」のSIMカードとセットで販売

YOGA TABLET 8 3GモデルとIIJmioプリペイドパックのセットパック YOGA TABLET 8 3GモデルとIIJmioプリペイドパックのセットパック

 シネックスインフォテックは1月28日、レノボ・ジャパンおよびインターネットイニシアティブ(IIJ)と協業で、レノボの8型Androidタブレット「YOGA TABLET 8(3G内蔵/SIMロックフリーモデル)」(レビューまとめはこちら)とIIJのプリペイド型SIMカードサービス「IIJmioプリペイドパック」をセットにしたオリジナルモデルを販売すると発表した。価格はオープン、発売時実売価格は2万9800円(税込/税率は2014年1月時点)。2014年2月1日に発売する。

 YOGA TABLET 8の3G内蔵/SIMロックフリーモデルは、2013年11月に発売されたYOGA TABLET 8(Wi-Fiモデル)をベースに3Gデータ通信対応モジュールを内蔵した追加モデル。1280×800ドット表示+5点マルチタッチ対応タッチパネル付きの8型IPS液晶ディスプレイ、MediaTek「MT8125」(1.2GHz)、1Gバイト(LPDDR2)のメインメモリ、16Gバイトストレージ、802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0、コンパス・加速度・GPS・光の各種センサー、ステレオスピーカー、内蔵マイクなどを備え、Android 4.2をOSに採用する。2013年10月30日に行われた発表会で言及したSIMロックフリー追加モデルを具現化したかたちだ。

 セットとして、IIJのプリペイド型SIMカードサービス「IIJmioプリペイドパック(500MB)」(通常価格は4980円)のMicro SIMカードが含まれ、通信量500Mバイトに達するまで原則通信速度の制限なしにデータ通信を使用できる(利用期限は開通手続き/利用開始から3カ月)。YOGA TABLET 8 3Gモデルには、標準でIIJmioに合わせたAPN(Access Point Name:データ通信を該当サービスで使用するための設定文字列)設定がなされ、電話でSIMカードの開通手続きを行うだけですぐ使えるよう工夫した。

 IIJmioはNTTドコモのネットワークを使用するMVNOとして展開し、利用可能なエリアはXi(LTE)/FOMA(3G)ネットワークと同じ。YOGA TABLET 8 3Gモデルのセットでは、人口カバー率100%のFOMAネットワークにて下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbpsで利用できる(なお、YOGA TABLET 8 3Gモデルは3G通信のみ対応だが、他のLTE対応機器──NTTドコモ/SIMロックフリーのスマートフォンやタブレットなど──に差し替えることでLTEでのデータ通信も可能)。

 これら機器とサービスをセットで販売するシネックスインフォテックは、個人層向けとなる家電量販店やテレビ通販などにて販促。さらに法人向けにも付加価値再販業者などを通じたソリューションとしての提供を計画する。


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