ソウルで「海外1dayパケ」も使ってみたええ、仕事で行ったんですよ。はっはっは(2/2 ページ)

» 2014年02月05日 16時08分 公開
[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]
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これはサービス開始直後の過渡期的状況なのか

 実際に使ってみたところ、設定手順はそれほど複雑でなく、かつ、入力作業なども非常に手軽だ。しかし、通信速度が遅い。例えば、数件のメール取得だけで3〜4分かかるほどで、オンラインマップもなかなか表示できない。モバイルCashbeeでも、残高照会画面やクーポンがなかなか表示されないなど、とにかく速度面での使い勝手がよろしくなかった。

 データ通信容量についても、Webブラウザやオンラインマップ、SNSアプリを利用せず、ほとんどスマートフォンを使っていない状態であっても、24時間終了直前で24Mバイトを突破しているなど、30Mバイトの容量制限はかなりギリギリだ。

 以上のように、今回、ソウルで使ってみた使い勝手としては、メインで使うインターネットアクセス手段というよりは、現地でプリペイドSIMを購入するまで、または、レンタルしてきたモバイルルータが不調だったときの「緊急避難」的な役割として考えておいたほうがいい。

 なお、モバイルCashbeeの利用を考えているユーザーは、モバイルCashbeeが思った以上にインターネットアクセスを必要としているため、別の高速データ通信回線を用意しておくことを勧めておきたい。

海外1dayパケは、SMSで利用状況をいつでも確認できる(SMS受信は無料)。10Mバイトや20Mバイトを使うごとに警告メッセージを受信するほか、利用開始24時間が近付くと通知を行い、24時間ちょうどで自動的にサービスを切断する“親切”設計になっている(知らないうちにサービスを継続して課金することはない)

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