ソフトバンクは2月18日、ソフトバンクBBのコマース&サービス(C&S)事業を米Brightstar(ブライトスター)傘下に収めるグループ内再編を発表した。4月に新会社のソフトバンクC&Sとして分割し、ブライトスターの日本法人と一体運営する。
C&S事業は、ソフトバンク創業時から続くPC用パッケージソフトの流通販売が源流。現在はIT関連のソフト・ハードに加え、スマートフォン向けアクセサリー事業の「SoftBank SELECTION」やスマートデバイスを使った個人・法人向けのソリューションビジネスも提供している。
一方のブライトスターは、世界55カ国に拠点を持つ移動通信分野に特化した卸売企業で、ソフトバンクが1月末に子会社化した。4月以降はSoftBank SELECTION事業や法人向けのクラウドサービスなどを世界展開すると同時に、ブライトスターの端末流通事業を国内でも展開。C&S事業の強化・拡大を目指して、再編によるシナジー効果を図る方針だ。
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