Huawei、“iPad miniとNexus 7を超える”という「MediaPad X1」を発表Mobile World Congress 2014(2/2 ページ)

» 2014年02月24日 13時32分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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腕にはめても耳にはめても使える「TalkBand B1」

 「TalkBand B1」は、Bluetooth 4.1でモバイルデバイスと接続するリストバンドタイプのヘッドセットだ。出荷開始は2014年第2四半期で実売予想価格は99ユーロ。日本への出荷も予定している。

 時刻表示機能を用意していて、通常は腕時計のように使えるほか、リストバンドから取り外したユニットをヘッドセットのように耳へ装着可能だ。また、リストバンドにはUSBコネクタを備えていて、PCに接続して充電ができる。

 TalkBand B1では、ヘルスセンサーとしての機能も有しており、取得したデータをタブレットやスマートフォンに転送できる。Huaweiでは、記録したデータを視覚化して確認できるアプリも提供する。

 本体サイズは、19.3(幅)×228.5(長さ)×14.6(厚さ)ミリで、重さはヘッドセットユニットが9.4グラム、リストバンドが16.8グラムになる。表示部分の画面サイズは1.4インチだ。リストバンドはカラーバリエーションをそろえていて、発表時点では「True Black」「Graphite grey」「Snow white」「Lemon yellow」「Curacao blue」「Raspberry red」を用意する。

TalkBand B1は、Bluetoothヘッドセットとリストバンドを組み合わせたデバイスだ。ヘッドセットユニットを取り出して使うことも可能。また、ヘルスデータを取得してスマートフォンやタブレットに転送して、記録を確認することもできる

300ユーロを切る8インチタブレット

 「MediaPad M1」は、解像度800×1280ピクセルの8インチディスプレイを搭載したタブレットだ。本体サイズは120(幅)×214.4(高さ)×7.9(厚さ)ミリで、重さは329グラム。システムメモリの容量は1Gバイトで、ストレージとして使うフラッシュROMの容量は8Gバイトを確保する。

 本体には有効5M画素のメインカメラと有効1M画素のインカメラを内蔵する。モバイルプロセッサはHisiliconのKirin910を搭載して、統合するモデムがLTE-FDDとLTE-TDDをサポートするのはMediaPad X1と同じだ。

出荷開始は2014年第一四半期の予定で、実売予想価格は299ユーロの見込み。日本への出荷も予定している。

Huaweiがメディアプレイヤーとしての利用を訴求するMediaPad M1では、特に正面に配置したステレオスピーカーや音響補正技術の導入を紹介していた

薄くて華やかデザインの「Ascend G6 4G」

 「Ascend G6 4G」は、解像度540×960ピクセルの4.5インチディスプレイを搭載したスマートフォンだ。出荷開始は2014年第1四半期の予定で、実売予想価格は249ユーロの見込み。日本への出荷は未定だ。

 7.85ミリの薄いボディと重さ115グラムの軽量ボディに、Huaweiが「double C」と呼んでAscend P6でも取り入れた形状を採用した。本体には裏面照射型で有効8M画素のメインカメラと有効5M画素のインカメラを内蔵する。広角レンズの採用で、大人数の集合写真が撮りやすくなったことや、音声認識でシャッターを切れる機能をHuaweiはアピールしている。また、ワイヤレスWANが使えないエリアでも、無線LANやBluetoothでも共有できる機能も用意した。

 モバイルプロセッサーはQualcommのクアッドコアモデル「MSM8926」で動作クロックは最大1.2GHz。統合するLTEモデムは下り最大150Mbpsを利用できる。

Huaweiが“double C”と呼ぶ形状と“きらびやか”なカラーバリエーション展開を重視したAscend G6 4G。ワイヤレスWANが使えないエリアでも無線LANやBuetooth、NFCで“つながる”機能も用意している

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