スマホのアプリは、配信後にバグが修正されたり、新機能が追加されたりする。すでにインストールしたアプリに更新がある場合は、追加料金を支払うことなくアプリを更新できる。これは無料アプリだけでなく、有料アプリでも同じだ。
更新の有無は、Google Play ストアアプリでPlayストアアイコン→「マイアプリ」をタップすると確認できる。アップデートが必要なアプリがある場合は「アップデートあり」と表示されるので、「すべて更新」もしくはアプリの詳細画面の「更新」をタップする。
また、いちいち手動で更新するのが面倒な場合は、自動で更新することも可能。自動更新のタイミングは任意で選択できる。データ通信量を少しでも抑えたい人は、「Wi-Fi接続時のみアプリを自動更新する」にチェックを付けておくといい。
ただし、アプリの仕様が変更されると、以前のバージョンとは操作性が大きく異なる場合もある。セキュリティの観点などからも最新バージョンを使う方が安心な面は多いが、自動更新が嫌な人は自動更新をオフにして、更新内容を確認して個々にアップデートしよう。
初期状態では、インストールしたアプリのショートカットがホーム画面に作成される。ホーム画面から素早くアプリを起動できるのが魅力だが、アプリの数が増えると探しにくくなりやすい。使いやすさを重視するなら、必要なアプリのみショートカットを作成しよう。
ホーム画面へのショートカット作成をやめるには、「設定」内の「ホーム画面にアイコンを追加」のチェックを外す。アプリのインストール前に、まずはこの設定を見直しておこう。
Androidスマホでは、コンテンツのフィルタリングや有料コンテンツの購入時にパスワードを入力する設定などが行える。これらを設定しておけば、子どもにスマホを持たせる際に、性的表現や暴力描写のあるアプリおよび有料アプリのダウンロードを制限できる。
Google Playには4つのフィルタリング機能がある。「全ユーザー対象」では、現在地データを収集するものや、好ましくないコンテンツが除外される。また、コンテンツの共有やソーシャル機能を含むこともない。そのほかの3つのフィルタリング機能は、ユーザーの成熟度に合わせて利用できるコンテンツが異なる。「ユーザー成熟度‐高」はあまり制限がなく、ユーザーの同意を得たうえでのデータ共有や現在地データを収集することがある。
パスワードの入力は、「この端末でのGoogle Playからのすべての購入」「30分毎」「入力不要」のいずれかを選択可能。パスワードにはGoogleアカウントのパスワードが用いられる。子どもに使わせる際だけでなく、万一の紛失時に備えて、購入時にはパスワードを求める設定にしておいたほうがいいいだろう。
初期状態のAndroidスマホは、不正なアプリから端末を守るために、提供元が不明なアプリのインストールができないようになっている。Google Playで配信されているアプリはいずれも提供元が公開されているが、個々のホームページで配信されているアプリをインストールするには、この設定をオフにしなければならない。
ただし、こういったアプリのインストールには注意が必要。よく知らないWebサイトからアプリをインストールすることで、端末内の情報に不正にアクセスされてしまう可能性もある。あくまでも信用できるWebサイトからのみアプリをインストールしよう。また、必要なときのみこの設定をオフにし、通常はオンにしておいたほうが安心だ。
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