SH-01Fで初めて搭載された、本体を握るだけで各種操作ができる「グリップマジック」は、より賢く進化している。
持つだけでロック画面を表示して時刻を確認できる機能と、着信時に握るだけで着信音量を小さくできる機能は継承している。SH-04Fではさらに、電源キーを押してバックライトを消灯させたあと、一定時間は握ったり端末を持ち替えたりしても画面が点灯しないようになったほか、スマホを出せない場面でも、本体を握るだけで電話やメールの着信をバイブレーションで通知してくれる「バイブでお知らせ」機能も追加した。折りたたみスタイルのフィーチャーフォンに、本体を開くと不在着信や未読メールがある場合にバイブで知らせる機能を持ったモデルがあったが、それに似た機能だ。
手に持っていないとき、手から離したときなど、本体が手から離れていることを認識して働く機能も搭載された。「着信時簡易シークレット」は、SH-04Fが机の上に置かれて他人でもディスプレイを見られる場合に着信があっても、「グリップセンサー」と連動して、本体を握るまで名前や写真が表示されない機能。着信相手の名前を見られると、なんとなく気まずい思いをするものだが、これで気にしなくて済む。
また、Webの動画やテレビを見ているときに、手から離すと音量を自動で調整するように設定できる「メディア視聴中音量アップ」も追加された。手から離れたときの音量とその増加幅を設定できるが、変化させないようにもできる。
SH-04Fはヘキサグリップシェイプで大画面の割に持ちやすい端末だが、片手だけの操作で画面の隅々まで指が届くとはいい難い。そこで、片手操作に配慮して、画面の表示を小さくして片側に寄せる「ワンハンドアシスト」機能として「画面縮小モード」を用意している。画面下部から上にスワイプすると出現するボタンを選ぶと、画面表示を約4インチに縮小し、使いやすい方に寄せられる。この画面はロック画面以外のほぼすべての画面で設定できた。電車の中など、ずっと片手で操作したいときなどに便利だ。
なお、ここで紹介した便利な機能は「体験しよう!」アプリで実際に体験できる。気に入った機能はすぐに利用できるように、設定ボタンも用意されている。グリップマジックの反応チェックなど、ぜひ確認してみてほしい。
AQUOS ZETA SH-04Fは、5.4インチIGZOでEDGESTという、強烈な印象を与える大画面を備えたドコモ夏モデルのフラッグシップ端末だ。未来的なEDGESTスタイルでカメラは撮るのも見るのも楽しく、グリップマジックやワンハンドアシストで持ちやすさ、使いやすさにも配慮している。大画面は珍しくなくなったとはいえ、EDGESTのインパクトとIGZOの省電力を同時に体感でき、しかも使いやすい端末は多くない。電話の枠を超えて着実に進化した新しいAQUOS ZETAで、最高級の画面、カメラ、使いやすさを実感してほしい。
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